山本一郎氏もこのコラムの後半で触れているけれど、数日前にSamsungが元々はスマホ用OSとして開発をしていた「Tizen 4.0」を発表というのは、私も最初記事を読んでビックリしました。「謎のOS」と言ってしまうのは一寸可哀想だけれど、まぁ業界関係者しか知らないだろうし、その関係者にしてもTizen 1.0が出てその後のぐだぐだから、もう消えたOSという位の認識じゃ無かっただろうか。いゃ、私も実はその一人なんですが(笑)。
Samsungがどう言う経緯でこのOS開発を思いついて初めて進めているのか理由は分からないけれど、ここまで持ってきているというのは、以下に韓国を代表する財閥企業のSamsungとはいえ、結構厳しかったのでは。元々は、Android対抗という事で登場したけれど、iOSとAndroidの2強のマーケットで、あのMicrosoftのWindows Mobileすら太刀打ち出来ない状況では、よほどのことが無い限りは厳しいでしょうね。それが、IoT用OSとして注目されているというのは、やはり時代の流れをどう掴むのかと言うのが、運もあるんだろうけど大事なんだなぁ。そう言えば、少し前に「Andorid TV」とか聞いた記憶があるけれど、どうなっているんだろうか... そうそう、Realtime OSと言えば、日本にはあの「Tron」がありますが(マテ)。
IoTとして組み込むという事は、ハードウェアコストの兼ね合いもあるからシンプルでコストも安くないと駄目。ただ、そうなるとソフトで色々機能実現しなきゃいけないけれど、その為にはパフォーマンスは出ないと困る。とすれば、OSも含めたベース部分は軽量で軽快に使えないといけないわけで、そこがMSのWindowsの泣き所だったわけですよね。TizenもLinux系のOSらしいけれど、それってつまり既存のパソコンの延長線上にある技術を使うわけだから、結構出来ること可能な事って今の技術の範囲を超えず、なんとなく限界も見えそう。もっとOSからこれまでとは違う物を作れば、もっと面白いことが出来そうな気がするんだけど...
まっ、NVIDIAを謎の半導体メーカーと言うのはツリでしたが、Taizenは今のところは謎のOSと言われても仕方ない状況なのは確か。ここから、謎が解ける時が来るのか...
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