2017年4月11日

現金vsカード

数日前、とあるTLで「現金派vsカード派」みたいな話が流れていて、ふむふむと眺めていたんですが、その時の体制は話の土俵がネット上でもあるので「カード派優勢」みたいな感じ。私も、日々の支払はほとんどが電子マネーで、一寸した買い物はクレジットカード。現金を使うのは、二月に一回床屋さんに行くときと、月に何回か通院している歯医者さんで精算するときくらい。ただ、全く現金を使わないわけでも無く、紙幣はそれなりの金額を常に財布に入れて持ち歩いています。正確に言うと、「現金嫌い」と言うよりも「硬貨嫌い」派というのが正しいかも。理由は、種類が多いので持ち歩くのが面倒だし邪魔になるから。紙幣なら、カードも持ち歩くから、その財布に入れればいいわけですからね。

ほとんどの場合、現金のデメリットはカードのメリットになり、その逆も真なり。現金であれば、まずほとんどのお店で決済可能だけれど、カードでは受け付けてくれない場合も多くあります。でも、現金決済でもお釣りが無い場合なんかは現金利用出来ないこともあるから、逆にカード(電子マネーも含む)の方が喜ばれる場合も。私も色々バイトしていた経験があるからよく分かるけれど、お釣り用の現金(小額紙幣や硬貨)を用意しておくのって結構大変。例えば、小切手みたいな物にお釣りの金額を書き込めば、それは次のお店で現金同様に利用出来るような仕組みがあれば嬉しいけれど。でも、そんなことやるならカード払いしますよね。もう一つの現金のデメリットは、所持している金額以上の買い物は出来ないという事。まぁ、顔馴染みのお店なら足りない分後から持ってくることで購入することは可能だろうけど、普通はその代金分の現金を渡さないと品物も渡してくれない。でもカードだとそのカードの与信枠無いなら、例えば自分の給料以上の買い物だって出来る。実際カード会社は手数料のために「リボ払い」なんて言う月賦方式を積極的に導入しているくらいで、あれってまさに「自分の収入以上のものを購入させよう作戦」の最たるものだと思う。

それって、ぱっと見カード会社の悪魔の所業のような気もするけれど、見方を変えれば自分の信用で今の身の丈以上のチャンスが与えられるとも言えるわけで、そう言う意味では現金では出来ない仕組み。まぁ、現金でも「月賦(って今は言わないのか)」という方法はあるけれど、手間と利便性ではカードでの支払いの方がらくだし、逆にそれが次の与信担保の履歴にも成るし。ただ、それが行きすぎると所謂「カード破産」にも成ってしまうわけで、そのバランスは必要。所謂「金銭感覚」を養うためには、手持ちのお金以上のものは買えない「現金派」の方が有利と思うけれど、自分の「機会拡大」みたいな事を考えると、カード派の方が大きいと思う。それつて、購入時の手続きだけで無く、必ずどこで幾ら使ったという履歴が自動的に残るから、後から振り返りが出来るというのも大きな理由。現金では自分で出納帳付けないと、どこで幾ら使用したか分からなくなりますからね。そう言う意味では、金銭感覚を養うためには、子供の頃は現金での買い物の方が良いだろし、ある程度自分でお金を稼いで使うようになれば、色々チャンスが大きくなるカード払いの方が有利なんじゃ無いだろうか。まだカードの無い昔であっても「付け払い」という、方法もあったわけですからね。

電子マネー、iD、Edy、Suicaも、それぞれ決済の仕組みは異なるけれど、言ってみればカード決済の延長にある物。クレジットカードと比較して、スマホでタッチして決済出来るスピードと手軽さは大きくメリットで、現金決済の代替機能としてもう自分では手放せないサービス。Edy/Suicaはプリペイドなので最大利用可能金額が存在することや、お店側に専用端末が必要など制限もあるけれど、今ではほとんどの大手のお店で利用可能になり、自動販売でも対応してる物が登場。自分の日々の生活範囲の中では、ほとんどこれで間に合うようになってきました。自分が利用する分には、だからもうカード派(含む、電子マネー)なんだけど、仮に子供に使わせるかというとかなり躊躇します。最低、使用の買う近眼を設定出来るプリペイド系かな。やはり、「お金を使う」という現実社会での経験値は必要だと思うから。そう言う意味で、子供の頃からカードとか使ってきた人は、大人になっても頭でっかちな浪費家になるような気がします。いゃ、勝手な想像ですけど、大金持ちの子供がお父さんのブラックカードを使って堕落するって良く聞く話しじゃ無いですか(笑)。

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