昨日、敗者にで治療待ちの時にたまたま読んでいた新聞に、この3月で元城小学校と北小学校が閉校になり、新しく中部中学と小中一貫教育の「中部小学校」になるという記事を見つけてビックリ。「元城小学校」と言えば、自分が子供の頃は浜松で一番セレブな小学校(言い過ぎか-笑)。街中の一等地にあるから、まぁ市街の老舗やら有名店の子供が集まっていたし、それに憧れてあちこちから越境入学してくる子供(親?)もいたし。この「元城小学校→中部中学校→浜松北高校」っていうのが、浜松で一番憧れの学校パスと言っても良いのでは。対抗馬は、「静岡大学附属小学校→附属中学校→浜松北高校」かな。でも付属での場合、なんとなん「ぽわ~~ん」としている雰囲気が合ったけれど(マテ)。
浜松で1番古い小学校の元城小学校は、その長い歴史だけで無く、学校が購入した外国製オルガンが壊れたときに、それを修理した山葉寅楠が、その後楽器メーカー「ヤマハ」を創業して現在に至るというのは、地元の子供なら何度も聞かされた話。この「ヤマハ」の話に、バイクメーカー「ホンダ」創業者の本田宗一郎、そしてブラウン管テレビの投影に初めて成功した「ビクター」の高柳健次郎、この三人の話は何度も聞いた話。それ以外にも地元出身や地元に関わる話は沢山有りますが、個人的にはこの三名の話が一番記憶に残っているかなぁ...
少子化の時代ではあるけれど、街中の一等地にあってそんなに人口も減っていないと思うのですが、確かに見返してみると、昔有ったような木造の一戸建てみたいな建物はどんどん潰されてマンションが林立するようになり、人口は多分増えているんだろうけど、そのマンションに入るのは一度郊外に出て子育てとか終わった中高年の人が多いだろうから、子供人口に関して言えば減っているんだろうなぁ。私の自宅の周りなどは、昔は田圃と畑しか無かったけれど、最近はどんどん建て売りやアパートにマンションが立ち初めて、昔と比べて子供も増えているし、小学校なんかも分離して増えている。所謂空洞化、ドーナツ化の影響なんでしょうね。しかし、元城小学校がなぁ... 140年以上続く多分県内でも最も古い小学校だと思いますけれど、それが閉校というのは一寸ショックです。
浜松市も、最近の人口統計では人口は減っているわけで、さらに街中の空洞化もどんどん進んでいるわけで、ちょっと象徴的な記事ですねぇ。歳と共に時間の流れの速さに驚くことが多くなりますが、その中でも今回のニュースはトップクラスの驚きでした。自分には直接は関係ない学校では会ったけれど、ちょっと残念。
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