2017年2月21日

IoTはトイレから

KDDIが発表した、トイレにIoTを導入するとで節水などのコストダウンを目指す物。個室の利用状況も分かるので、予め空いているトイレも分かるから、実再中に入ってみたら万室だったときの脱力感はかなり軽減されるのかも(笑)。これ、最大の目的は洗浄時の水利用量の適正化何だろうけど、それとは別にトイレに長時間籠もることでの時間の浪費対策にもなるかも。私も、スマホでちょっと検索したりなんて事を時々やりますからね。気がついたら、室内の照明が消えたりすることがある(じっとしてるからセンサーが誤動作するらしい)。

で、トイレにIoTを導入するなら、喫煙室にも導入して欲しいなぁ。例えば定員以上が入れないように、中から人が出てくるまで入口がロックされるとか、一定時間以上中でタバコを吸っていたら警告音が鳴るとか、余りに頻繁に利用する人は滞在時間を積算していくとか(笑)。トイレ利用はある意味生理現象だから仕方ないけれど、喫煙は嗜好品ですからね。これはある程度制限が発生しても仕方が無い気もする。

トイレに話を戻すと、これって自分の健康管理にも使えると嬉しい。確か少し前にも話題になっていた、おしっこで健康状態が分かるという技術が有ったけれど、同じようにトイレ利用時に収集したデータをIoT経由で自分のスマホへ転送して貰って、その日の体調とか記録できるようになれば、年間の健康状態把握なんて言うのも出来るんじゃ無いか。便座に体重計を合わせても良いし、トイレットペーパーのホルダーを金属にして、そこに触れると体脂肪などのスキャンも出来るようにするとか。基本的には個人情報ですから、個人の責任で管理参照するべき何だろうけど、会社側としては社員の健康管理という意味で、例えば本人の同意があれば自動的に健康状態を収集して、例えば定期健康診断で何か問題がありそうで、それを証明する兆候が出てきたらその人に病院などでの精密検査を推奨するとか、人ではかけずに早め早めの健康対応が出来たら、その会社の付加価値にならないだろうか。あるいは、なかなか自社ビルを持っている企業は少ないだろうし、入居した会社が自分でやるのも大変ダウから、トイレに洗浄式便座を入れるときのオプションとして、そういう機器が導入済みの貸しビルなんていうのはこれからトレンドになるかも。

また、別の考え方をすると、例えばトレイの操作パネルがリモコン式・リモコン対応であるなら、センサーや管理機能はスマホに入れて置いて、操作だけトイレ側のシステムが担当すれば、もっとコストダウンが可能かもしれない。その場合は、必ずスマホを持ち歩く必要があるけれど、例えば社員認証システム機能をスマホに持たせるなどすれば、そんなに難しい運用にならない気がするけれどどうだろうか。まぁ、IoTの最初の実用化がトイレからというのが、なんとなく身近で親近感があって良いのかも(笑)。

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