2017年1月14日

その程度の事務総長

潘基文前国連事務総長が、韓国に戻ってくると「釜山の慰安婦像は残すべき」と、国連時代とは反対の意見表明。本来なら、韓国の大統領選挙には出馬できないはずなのに、本人はやる気満々で、となると他の候補者が言っている以上「反日」を言わないと、スタート前に失格になってしまうということなんだろうなぁ。

世間の議論は、10億円払ったからとか、慰安婦像だからとか、一寸焦点が違う理由が飛び回っているけれど、10億円だろうと100万円だろうと、それは人道的な見地からの御見舞なわけで、それは以前も日本から支援していた物の延長のはず。また、慰安婦像だから撤去しろというのでは無く、大使館や総領事館前だから余計な物を立てるなと言う話をしているわけで、だから私有地なり別の場所に建てられたら日本からはとやかく言う事は出来ないのも事実。慰安婦像を増やすことで解決するならどんどん増やせば良いけれど、それは別の記事にも書いたように逆にこの話題を希釈化させて、一定の数を突破したら(例えば100体とか)、もうそれって韓国の代名詞になって注意されなくなるんじゃ無いだろうか。それが一つだとか、いわれのある場所に設置されるから、神格化もされるだろうし、象徴としての意味も生まれるだろうし。

いずれにしても、これから弾劾裁判がどうなるか分からないけれど、韓国の大統領が替わることは確実なわけで、しかも誰がなっても元の木阿弥の反日姿勢が強まることも確実。日本としては、一昨年の努力は何だったのかと言う事を、もっとアピールしても良いんじゃ無いだろうか。例えば、大使をずっと召還したままにするとか。流石に韓国の外務大臣は合意を尊重するように言い出したけれど、それでも慰安婦像の移設は別問題みたいな事を言っている。日本としては、本来ならば倫理的に許されない国連事務総長の退任即母国の大統領みたいな節操の無い行動に関しても、一言疑問を呈することくらいは言っても良いのでは。麻生さんくらいなら、言っても騒ぎになら無い気がする(笑)。

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