2017年1月3日

ライスボウル予想

今日は日本のフットボールシーズンの締めくくり、社会人チャンピオンvs学生チャンピオンが対戦する「RICE BOWL」の日。今年は富士通と関西学院大学の対戦で、これは2年前の再戦。2年前富士通は、悲願の社会人チャンピオンを達成し、その余勢もあってRICE BOWLも制して、初の日本一を獲得。しかし昨年はJapan X Bowlでパナソニックに敗れて出場できず。一方の関西学院大も、2012年から4年連続の出場でしたが、翌年は立命館大が甲子園ボウルを制して出場。どちらのチームも、2年前のあの試合から2年間を耐えて再びこの場に駒を進めただけに、その意気込みは前回以上なのは確か。

ここの所は、2009年に立命館大がパナソニック電工(当時)を破って以来、ずっと社会人チャンピオンが勝利しています。でも、何れの試合も僅差での接戦が続いていて、必ずしも「社会人圧倒」というような状況では無い事も確か。ちょっとした事でも、学生チャンピオンが最後に逃げ切る可能性は大いにあります。一つ気になっているのは、社会人チームは一つ前のJapan X Bowlまで「1Q=12分」で試合を行ってきており、「1Q=15分」の正式計時は今回が今シーズン最初で最後になる事。学生では、甲子園ボウルで一度「1Q=15分」を経験しているので、その分の優位性はあるかなと。社会人もJapan X Bowlは15分正式計時で行われていましたが、今シーズンは12分に短縮されてしまいましたので、その分ちょっと振りかなと言う気がします。

それを考慮しなくても、対戦成績こそ社会人が圧倒しているけれど、その試合内容は何れも僅差・接戦の試合ばかり。今シーズンの富士通は、前回出場できなかったエースQBキャメロン選手が出場するので、オフェンス力がアップしているのは間違いないけれど、その分関西学院大の対策も進んでいるだろうから、その当たりが見所になりそう。個人的には、個人的願望も含めて、今年は学生がひっくり返すんじゃ無いかとちょっと期待しています。富士通も強いけれど、関西学院大の方も技術はありますからね。4Q最後の2分の攻防が勝負になるんじゃないだろうか。かなり楽しみな対戦になりそうな予感。

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