代表の蓮舫氏が共産党との共闘に関しては引き気味のコメントをしている中、安住氏がどんなことを話したのかと思ったら、
「違いをことさらに強調するのでなく、大局観に立って一致できる点を見いだす」って、要するに自党にメリットがあれば利用しますって事じゃ無いのか?! まぁ、最支持勢力である連合は共産党との共闘に否定的であるだけに、余りべったりと寄り添うことは出来ないけれど、それでも共産党の固定票は魅力だから、出来るからその票だけ欲しいと言ったところじゃ無いだろうか。「野党第一党」として、政権与党を目指すのは最大の目標だろうし、実際一度は政権を握ったこともある団体ではあるけれど、政権を取れたのは何も当時の民主党が優れていたわけじゃ無くて、与党の自公の自滅からの棚ぼただっただけであるし、結果政権与党になってみたら、それまでの美味しい公約は殆ど全てダメダメの空手形で終わったことの反省からの対策っていう物が全然見えない。
例えば、私は原発賛成はではあるけれど、反原発という立場を推進するのであれば、ちゃんとしたプランを示して欲しい。再生可能エネルギーとか太陽光発電とか、それらも手段の一つではあるけれど、自然現象に依存している以上は基幹電力として代替手段としてはなり得ないことは明らかなわけで、そんな素人でも分かる話を「普遍の方法」みたいな態度で言っているうちは、「大きな泡沫政党」の域を抜けられないのでは。個人的には、自然エネルギーの中では、地熱発電は一番有望かつ現実的だと思うけれど、日本では国立・国定公園などの地域と地熱発電に適した地域が被るので、それらの自然保護の立場とその地元で観光業を営む人達との調整が進まない。本当に必要と思うなら、十分な保証を付けた上で、どんどん地熱発電の開発を進めるべきじゃ無いだろうか。私はそう言うエネルギーには懐疑的な方だけれど、それでも先ずは実績が出てこないと自然エネルギー・再生可能エネルギーも進まない。太陽光発電にしても、ある意味ブームで一気に広まったけれど、結果問題点も色々出てきたわけで、今では逆に淘汰される業者も増えてきています。そう言うプラスとマイナスを経験して評価して、本当に必要な物ならばこれからも残っていくだろうし、結果ブームで終わる者もある。そう言うことをちゃんと進めていかないと、結局は絵に描いた餅で終わるだけ。
この共闘だって、そう言う意味では「試してみる」事は政治的な進歩という意味では意味はあると思うけれど、そこに集まって居るプレーヤーの面々を見ていると、何か最初から期待出来ない雰囲気しか無い事も事実。結果的に、共産党が焼け太りして終わるになるんじゃ無いだろうか。でも、昔と違って今では情報共有が進んでいて、若い世代ほどそう言うことには敏感だから、それで共産党が太って終わることも無いかもしれませんね。逆に、いい加減な政党や野党が淘汰されて、残ったメンバーや政党は、個性ある与党の監視勢力として、それなりに意味のある存在に収斂していくのかもしれない。それならそれで、健全な政治活動他と思うけれど、でもこのメンバーの顔ぶれを見てもなぁ...
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