2016年12月14日

ドローン活用法

様々な活用方法が模索されているドローン。その活用方法の一つである、施設管理に袋井のエコパスタジアムで利用されているという記事。身近なエコパスタジアムで利用されているとは知りませんでした。確かに、いちいち足場を組んだり吊り下げたりしないと検査できないような高所作業や危険な場所には、空中を飛んで必要な場所をカメラで撮影するだけで無く、場合によってはレーザーで精密検査するとか場合によっては音響検査なんかも可能かもしれない。

以前テレビの番組で、ドローンを飛ばして連続的に地上の写真を撮影して、それをつなぎ合わせることで地上の測量が一発で出来るような技術を紹介していたけれど、あれの垂直方向版と思えば間違いないかも。特に、こういう建造物の検査などの場合、予め位置とか高さは分かっているので、必要な箇所を効率よく検査できるようにコースをプログラムしておけば良いので、省力化という点ではかなり便利そう。さらに、精査が必要な場合には、その飛行コースでポイントを設定して、そこから必要な作業をするように修正すれば良いだけだから、これも簡単そう。で、本当にリアルタイムに観測が必要な場所は最後に人の操縦で検査すれば良いわけだから。

精度を増すためには、例えば基準となる場所に発信装置を置いて、そことの距離や方角を計れるようにすれば可能になるんじゃ無いだろうか。土地測量など広範囲の検査の場合には、例えば準天頂衛星「みちびき」を利用する方法が一番かもしれないけれど、建物の検査などは、その都度基準点を設定するのが良いかも。別に発信装置で無くても、ドローンから発信したレーザーを反射させるような単純な仕組みでも良いんじゃ無いだろうか。修正はドローン本体でやらせれば良いし、場合によっては通信で地上の管理室で修正したデータを戻しても良いだろうし。

唯一の懸念は、空中を飛ぶものだから何らかの理由で浮遊できなくなった時の安全性の確保でしょうね。検査とか測量の場合は、人のいない時間を見計らって作業するだろうけど、それでも作業中に墜落したら問題になるだろうし。あれ、墜落時には自動的にパラシュートが開くとか、ヘリウムガス入りの気球が開くとか、そんな安全策ってどうだろうか。変えて、見失いやすいか(笑)。でも、重量増加になるけれどパラシュート位は必要かも。ただ、全ての検査がドローンで賄えるわけでも無いだろうから、何処までをドローンに任せて、どこからは人間がやるのか、その切り分けが上手く出来る施設であることも重要。将来的には、ドローン対応のスタジアムとかできるのかも。無人の荷物運搬って、その重量を考えるとなかなか難しいと思うけれど、こういう高所検査等の役目だったら、動作管理の方法冴え確立できれば、かなり使えそうな気がしますね。

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