ANAとHISが名古屋の宇宙ベンチャー企業PAエアロスポースと資本提携をするという記事。宇宙船といっても、月を目指すとか宇宙ステーションを目指すとか言うのでは無く、高度100km位のところまで上昇して、そこから地上に戻る弾道コースを計画しているんですね。ロケットのようにいきなり加速するわけじゃないけれど、上昇時のGって、どれくらい掛かるんだろうか。あと、観光目的としての需要は想像出来るけれど、ビジネス目的でどれくらいあるのかなぁ。数時間以内に地球の反対側まで行けそうな感じがするけれど、例えばアメリカからアジアとかだろうか。アメリカ-欧州とかだと、ちょっと勿体ない気がする。
そう言えば、キヤノンがJAXAのミニロケット事業に参加するという記事も日経にでていましたが、ラストフロンティア目指して、各社の生き残り戦略だろうか。ここの技術は良い物を持っている企業が日本には五万とあるわけで、それらの技術や知識をどう集約して向上させるか、その旗振り役が難しそうですよね。個人的にも宇宙に対しては興味が有るし、どんどん技術やビジネスが進めば良いと思う半面、日本にとって一番身近な海洋に関しても同じくらい注力して欲しい気もします。
で、どちらの場合も、無人操作技術、無人化技術って重要だと思うんですよね。最近はAIが話題になっているけれど、ある程度自立的に判断して自動運転出来るような仕組みって、やはりアメリカがリードしているのだろうから、日本もそれに追随出来る力を持たないと。スピンアウトで自動車の自動運転技術にも繋がるだろうし、例えば人に対しての環境準備とか安全係数を考えなくて良くなる分、システムの機能や内容も自由度が広がるだろうし。
あと10年位で、この宇宙旅行が実用化されたら、一度は搭乗してみたいかも(笑)。その時には、ANAはマイル発券してくれるのだろうか(マテ)。
0 件のコメント:
コメントを投稿