2016年11月15日

修復技術

今朝早朝に約一週間ぶりに復旧した博多駅前の陥没事故現場。最初は、埋め戻すだけでも一月くらい掛かるんじゃ無いだろうか、足下が見えてしまっている隣接するビルの地下部分の復旧はもっと大変じゃ無いのかと思っていたら、あっと言う間に陥没部分は埋められて、断線していた下水道管や電気などのライフラインも直ぐに復旧されて、結果的に復旧が遅れる原因となったのは、最後にアスファルト舗装する時に雨が降っていて、その雨町だったと言うくらいの素早さ。

菅家するニュースでなるほどと思ったのは、福岡は炭鉱の街でもあるので、落盤などの事故発生時に復旧してきた技術や経験があるので、復旧工事のための道具もあるし素材もあるし、後はやるだけという話だったと聞いて納得しました。あの、麻生副総理の会社も層いゃあるンですよね、久留米に。

穴を埋めるのは上から土を入れれば良いのだろうけど、足下がすいてしまった近隣のビルなどはどうするのかと思ったら、流動コンクリートという水に入れても固まるコンクリートがあるんですねぇ、知らなかった。さらに、水を抜いた方が作業はしやすいと思ったら、あれはあれで水の圧力で回りの土の壁などを押さえているので、逆に水を抜くと崩れてしまうから、水は抜いちゃ駄目という事も初耳でした。だから水の中にガンガン流動コンクリートをガンガン流し込んでまずは基礎となる下の部分を固めて言ってるんですね。で、地下部分がかさ上げされて全体が上がってきて、水が下水道の部分まで来たところで、どんどんその下水管を利用して排水して行けば良いという非常に合理的な仕組み。さらに強度的には以前の30倍位になるらしく、少なくともこの地区が再び陥没する事は無さそうですね。

日本の場合、やはり自然災害が多いし大きいから、被害に対しての対策技術も発達するんだろうけど、それって災害だけで無く例えば昔の書籍の修復や建物の修復、文化財だけでなく、一般のものに至るまで修復技術が進んでいるのは、江戸時代から再利用する文化というか、省資源の社会で生き残るための術としてDNAレベルにまで叩き込まれているのかもしれない。

今朝のニュースでは、綺麗に舗装されて、朝の5時には規制解除されたようですが、流石に歩道など一部はまだ以前のように修復する時間が無く、簡易的なガードレール等になっていますが、それでもあれだけの事故の後としては日本人から見ても驚異的な事。でも、利根川の水害の時の決壊堤防の修復とか、地震発生で崩れた東名の路肩修復とか、やっぱり日本の土木技術は侮れませんね。こういう場面を見ると、本当に日本に居て良かったとしみじみ感じる瞬間です。

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