それ、そんなことも想定していなかったのとちょっと意外だった記事。最近は私がよく利用するUAもANAの機体も、かなりWi-Fi化されてきていて、利用料金がまだ高いけれど、手元のスマホでエアショーや簡単な情報検索くらいは可能なので、以前のような解像度の悪い機内モニターで映像を見せられるよりはよほどましになったと思います。
で、機内でのWi-Fi配信は簡単なAPを設置すれば可能だろうけれど、ネット接続となると機体の背中に六角形(最近は丸いのもあるのかな)のアンテナを背負わないといけないので、改造は少し面倒そうですね。ふと思ったんですが、ネット接続の場合衛星にアクセスして、そこから地上回線に接続するんですが、それならば地上に基地局を設けて、そこにアクセスする方法はダメなんだろうか。少なくとも国内線専用機なら、国内で飛ぶ場所は決まっているわけだし、衛星経由のようにオーバーヘッドも少なくなるんじゃないだろうか。勿論、東京-伊丹とか、東京-新千歳のような幹線ならまだしも、東京-沖縄のような海上を飛ぶ場合には対応出来ないので、そうなるとやはり衛星利用しか方法がないのかもしれないけれど。二重に搭載するのも無駄と言えば無駄ですしね。
この衛星用アンテナ設置には結構手間がかかるみたいですが、もう少し簡便に装備できるようなユニット化すれば、それはそれで他者に対して、あるいはその無線機メーカー(多分Panasonic ?)の付加価値になるような気がしますが。
それと、フライト中常にWi-Fi接続することで、例えばその機体の状況をリアルタイムで発信することで、万が一トラブルが発生した場合の対応が的確にかつ最悪の場合でも直ぐに位置特定が出来て救助活動が速やかに行われるとか出来ないだろうか。今でもトランスポンダーの情報である程度の位置情報は得られるわけですが、もう少し詳しくかつ正確に情報収集が出来れば、以前有ったマレーシア航空機事故のように落ちたことは確かだけれど場所が全く分からないようなこともなくなるだろうし。我々のデジタル生活が、常時接続環境が提供されたことで変化したように、航空機利用に関しても大きな変化の切っ掛けになるかも。
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