2016年3月9日

ワンワンフライト

ANAが5月にチャーター便で実現する、愛犬と一緒にフライト・旅行する「ワンワンフライト」。記事にも一寸書かれていますが、昔は国際線やあと米国の国内線では、ペットをケージに入れたり手に抱いて搭乗する人を時々見かけました。最初見た時は流石にビックリしたけれど、確かあの頃は通常の料金の何十%とか払うと、確か機内に持ち込んでも良かったような記憶があります。五月蠅くなってきたり、トイレの時はギャレーとか後ろの方にまとめていたような記憶があるなぁ。もしかしたら、当時は今の飛行機ほど与圧した貨物室の準備・性能が良くなくて、生き物の輸送には余り適していなかったのかも。

今回の場合は、流石にチャーター便と言う事で、大人二人とペット一匹を一組として50組の募集。3席列をこの二人と一匹で占有する形というのは、なかなか良いアイデアかも。ただ、搭乗規約を見ると、持ち運びや世話からもしもの場合の保証とか、ちょっと頭がクラクラするくらい面倒な内容。機内ではケージから出せないとか、シートリクライニングの関係から窓際にしか置けないに始まり、その他のいろいろな制限事項がありますが、それでも日頃出来ない機内(室内)で一緒にフライト出来るというのは、犬好きで飛行機ずつのオーナーに取っては至福の時なんでしょうね。まぁ、私は犬よりは猫が好き派なので、「ワンワンフライト」ならぬ「ニャンニャンフライト」が計画されたら心が動くかもしれないけれど、でも猫の場合は大変だろうなぁ。と言うか、多分フライト中止になりそう(笑)。

飛行機って、安全性からいろいろと制限がある乗り物なんですが、だからこそ一寸工夫することで制限を緩く出来る、無くすことが出来ると、それってかなり付加価値の高い商品になりそう。JR九州の「七つ星」に触発されて、今後は日本のあちこちでああいった高級車両での旅行が増えてくると思いますが、その中にもこう言うペットとの同伴旅行というメニューは必要なんじゃないだろうか。飛行機とはまた事なり、乗車時間が長いから、飛行機ではダメなケージから出しての移動とか、食事やトイレの心配もしないといけないので、これはこれで大変になりそうだけれど。

人間向けには「喫煙車両」というのがあるように、「ペット同伴車両」なんて言うのも、そのうち普通に新幹線に接続されるようになるかも。

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