2016年1月6日

半ドア飛行機

韓国LCCのジンエアー機が、半ドアのまま離陸して結果引き返した事件。自動車なら「半ドア」もあり得るけれど、密閉構造で飛ぶことを絶対的に要求する旅客機では有り得ない。だいたい、まず半ドアならドアアラームが鳴るはずで、しかも一度引き返してからこの飛行機はまたフライトしたらしいので、回線トラブルは考えられない。さらに、機内のCAと外の地上係員は、ドアクローズをそれぞれ確認して問題無いことを確認して初めてボーディングブリッジが離れるわけで、双方がその確認を怠ったとしか思えない。飛行機のドアは、構造上一度内部に引き込んでから外側に押し出されてロックする構造だから、引き込んであれば最悪ドアはそのまま閉まる形になるけれど、もし引き込む前の状態だと、内部気圧で外にドアが開く可能性もあるわけで、どっちだったのか凄く心配。しかも、固定用のレバー位置だって動かさないと行けないわけで、一体どう言う状態にドアがあれば、それらが全てクリアーできるようになるのか。もしかしたらドアのデザインミスで、たまたまある位置に入ってしまうと、あたかも問題無いように見えてしまうのかもしれないけれど。

でも、後悔されている滋養客撮影の映像を見ると、秋からにドアに隙間があるし、しかも空気も抜けていたということで、これをCAが気がつかないなんて信じられない。というか、内側からCAが安全確認していなかったとしか思えない。LCCでCAの数も減らしているのかもしれないけれど、本来の担当者が離陸前の準備で忙殺されていて、ドアの確認をしなかった。しかも、地上係員もいい加減で、中からの確認サインを確認せずにOKにしてしまった。結局は、多くの事故は人間のミスから生まれるということを表している気がします。幸いにも、墜落事故にならなかっただけでも不幸中の幸いですよね。

いずれにしても、韓国の航空会社にしてもLCCにしても、自分が搭乗する事は無いと思うけれど、こう言ういい加減な航空会社は即刻潰しても良いと思う。少なくとも、原因究明されるまで、飛行禁止にすべきじゃ無いだろうか。

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