マレーシアのクアラルンプール国際空港に置き去りにされているB747-200F 3機。2機は全体が真っ白ですが、この写真の1機は、尾翼のベースの青色といい、胴体中央に入っている金色の線と言い、以前UAで使われていたことは確かな気がする(笑)。そうなると、B747-200Fではなく、B747-200Bなのかな。色々事情はあるんでしょうけど、空港に着陸して駐機して、そのままというのがよく分からない。何日かそのまま駐機することもあるだろうけど、当然いつまでにどうするという話しを、空港側は機体の持ち主とはしないのだろうか。空港って、路上駐車のように簡単に乗り捨てできるほどのんびりしているとはとても思えないけれど。仮にそんなことが可能だとしたら、悪い話はしたくないけれど、機内に燃料やら爆弾を満載して着陸して、爆発させるなんていう事も可能になってしまう。自動車爆弾ならぬ、飛行機爆弾ですよね。
それに飛行機の場合、レジストレーションがあるわけだから、それを追いかければ良いとは思うけれど、それも当事者がちゃんと登録しないと更新されなくて、途中から不明になることもあるんだろうか。まぁ、来るまでも車検やら何やらで登録されていても、登録外の車とか出てくるわけだから、世界中に何千機と飛んでいるだろう飛行機にも同じような事が有っても不思議は無いのかもしれない。
21日までに持ち主が申し出なければ空港側が没収するとのことですが、それでもこれまでの駐機料とか費用は出るんだろうか。買えば一機何十億という価格も、一年も野ざらしにされていたらそのままでは飛べないだろうし、整備しても信頼性が低くて使えないだろうし、それに今更B747-200F(B?)を使う航空会社もほとんど無いだろうし。どうなるか分からないけれど、本当に人騒がせ空港泣かせのトラブルですね。
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