2015年11月6日

2TBホログラムディスク

東京理科大学の山本教授が実用化のめどを付けたという5インチのホログラムディスクに2TBのデータを入れ込む技術。これまで、固定ストレージ(HDD/SSD)の容量に対して、リムーバブルメディアの容量は一桁二桁少なくて、バックアップという用途には未だに磁気テープが一番だったりするわけですが、この技術が実用化されて一般に販売されるようになったら、かなり劇的にITシステムが変わる気がする。

数MBのディスケットが、IO MegaのZipドライブで100MBまで一気にアップし、それがMO等で数百MBまで拡張して、ここからはCD-Rが700MBになると、DVDの4.7GBまでは少し時間がありました。そのDVDもBlu-rayの25GBから始まり、多層化技術で今は128GBまで拡張されたけれど、それでもHDDが500GBとか数TBになっている時代ではもの足らない。やっと、HDD/SSDに対応したリムーバブルメディアが登場しそう。

ところで、これだけ大容量になると気になるのがデータのアクセススピード、特に書き込み速度なわけで、2TB書き込むのはどれだけノスビードが必要なんだろうか。HDD並のスピードなら言うこと無いんだけど、流石に書き込み作業ではそれは無理かなぁ。一応開発の要素技術としてはその当たりも考慮しているようですが、最低でも今のUSB3.0位のスピードは欲しい。3年後の実用化と言う事ですが、記事にもあるように世の中は4Kだ8Kだと言っているわけで、もう少し実用化までのスピードアップしてくれないだろうか。

あと、媒体として円盤メディアというのも、そろそろ卒業できないものだろうか。USBメモリーのように、スティックタイプというか、駆動部分を持たないストレージが個人的には欲しい。それは、まだ夢の夢なのかもしれないけれど。

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