2015年10月19日

ThinkPad X1 Carbon (2015) (7) - バッテリー駆動時間

昨日は試合が有ったため、移動中の写真整理などのためにX1 Carbon (2015)君も持参。これまで色々比較してきていますが、今回はバッテリーの駆動時間を確認するのが主目的。これまでの2012年モデルも、毎週金曜日の新幹線通勤時に持ち歩いて利用していますが、会社ではACアダプターに接続して再充電するので、余り参考にならない。時々、ANAのFFP修行の時とか止まりの時に気にしてみるんですが、満充電状態でバッテリーアイコンの表示が4時間位で、普通に使うときよりもバックライトを絞ってWi-Fiもスタバとかちゃんと使えるとき以外はBluetooth経由のdocomoのテザリングを使用するなど、結構バッテリー消費を意識した設定ですが、使用するアプリがCPUリソースを食うPhotoshopとかデータの書込書きだしだから、実感覚としてバッテリーで使用出来るのは3時間位かなと言う感じ。以前、品川駅構内のスタバでWi-Fiに接続して、ちょっと大きめサイズの写真データをPicasaのサイトにアップロードし始めたら、一気にバッテリー消費が進み、結局1時間くらいで最初80%位あったバッテリーが10%近くまでダウンして慌てたことがありました。この時もバックライトはギリギリ見えるくらいまで落としていたんですが、やはりWi-FiとSSDアクセスが継続して発生すると消耗は厳しいですよね。

今回は、浜松-新横浜の新幹線車内での使用。特に復路の新横浜-浜松間は、写真データをカメラのコンパクトフラッシュからPC内のSSDへコピー(CF 2枚で約18GB、コピー時間は10分位)しつつ、データ加工やダウンロード等もしました。往復の新幹線車内に待合室などでの利用で、実際の利用時間は3時間位でしょうか。この間バックライトなどは通常通りほぼ最高に設定したまま。待合室ではWi-Fiアクセスを利用しましたが、新幹線車内等ではdocomoのLTE経由のBluetoothでのテザリング。実は使い始めの時には満充電状態では無く、95%位からのスタートで、一日が終わり自宅に戻ってきたときには、まだ60%位残っていました。残り使用可能時間で4時間となっていたので、今回の経験から言うと2012年モデルの2.5倍位という感じか。もう少し持っても良いと思うけれど、なにぶんベンチマークのような均一な環境では無いので比較しづらいですね。ただ、これなら朝出かけて夜帰宅するまで、一日外で使うことはかなり可能な気がします。仕事で出かけるときには、2015年モデルにスマホのXperia Z3 CompactとiPhone6を持ち出せば、一日なら十分いけそうです。一泊するときに、ごくたまにACアダプターを忘れることがありますが、その時にも何とか必要な事は賄えそうですね。

今回はバッテリー利用の実環境テストでしたが、新幹線車内でこの2015年モデルを利用すると、やはり高解像度での小さな文字が読みづらい。車内は微妙に揺れたりするので、どうしても焦点が移動して、自宅やオフィスで利用するときよりも厳しい感じ。特にPhotoshopで画像を編集した時には、自宅のデスクトップ機で編集するとの何倍も小さく表示されて、一瞬唖然としました。大木編集画面が欲しいけれど、もう一寸間が無いと行けませんね。今スケーリングを120%にしているけれど、125%にあげてみようか。最初から覚悟はしていましたが、この14"スクリーンでQWHDの解像度を使いこなすのは、なかなか大変そう。Mac OSの用に上手くスケーリングしてくれると助かりますが、Windows10でもまだそこまで追いついていないですからね。いちいち画面のプロパティを呼び出さずに、何かスライダーみたいものが簡単に色々なスケーリング調整できると、いろんな機会に試せて便利だと思うけれど。そうそう、新幹線車内での利用ですが、トンネルに入って外の日光から車内照明に切り替わると、その落差で目の調整が追いつかず画面が見づらくなることに。これは老眼の為だと思うけれど、ここでも高解像度機種の厳しさを体感してしまいました。なかなか年寄りには厳しいモデルを選択してしまったようです(笑)。(続く...)

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