今日から10月1日。ビジネスの世界で言うと、2015年最後の四半期の始まりで、年度末締めの会社はこれから年末の期末に向けて熾烈なビジネスがスタートする時期。内は3月末が期末だから、年明けからが地獄だけど。で、もう一つ重要なのが、この10月1日から中国の国慶節が始まるというもの。1月から2月(不定)の春節(旧正月)に次いで長くて重要な連休と言って良いのでは無いだろうか。今年は1日から一週間休みのようで、その間に爆買い中国観光客がさらに日本に押し寄せるという推測も。
最近はちょっと有名なお店に入ると、もう週末とか連休とか関係無く外国人、特に中国方面からと思われる観光客の皆さんの買い物が凄いですよね。良く行く秋葉原のヨドバシなんか、中国は勿論、最近は多分ロシアだと思うけれど、そんな言葉を喋る人達とか、勿論欧米系も多いし、後東南アジアのマレーシアとかインドネシアからだと思うんですが、女性でヒジャブを被った人達とか、かなり頻繁に遭遇します。勿論、日本の経済のためには歓迎すべき光景ですが、特に中華系の皆さんが買い物する場合、もう自分達がその売り場を貸し切っている状態で買い物をされるので、我々のような小心者は諦めるしかありません。実際、店員さんもそちらのお客さんの方が売り上げが大きいと思っているので、声すら掛けられないこともしばしば。もうね、買い物はネットだけにしようかと思うことが何度もあります。
最近では、そう言うことの対策という事なのか、免税専門のコーナーとかフロアーを準備するところも多いようで、大手のデパートなんかではそう言う傾向になりつつあるみたいですね。個人的には静かに買い物できるから、出来るだけ隔離・分離していただけるとありがたい(笑)。私は、ドラッグショップにはほとんど入らないのでまだ遭遇した事は無いけれど、あちらはもっと凄いんでしょうねぇ。
その爆買いの影響で、買い物した商品を直接空港に配送させ、そこで外箱などを排除して中身だけ取りだして手荷物にするために、関空などではその時にでる外箱などのゴミ処理が大変みたい。成田や羽田でも、時々見かけますよね、荷物を分解最適化して必死にスーツケースに収めようとしている様子が。中国経済の下降に伴い、この爆買いツアーも減っていき日本経済も下降するのではと言われているけれど、中国人気質を考えると逆では無いだろうか。つまり、目減りしていく国内資産を、出来るだけ価値低下が少ない海外商品等に振り向けて、自分の資産価値下落を防ぐ方向に加速するのではと。日本では、家電製品や化粧品などの一般商品の購入に焦点が当たっているけれど、貴金属等も日本が安いし品質も保証できると人気とのこと。あるいは、暫く前に揉めた赤珊瑚の宝飾品とか、あるいはマンションの爆買いとか、付き合わされる人には迷惑だけど、実は彼らは強かに資産運用を考えている気がします。
今回の国慶節の休み中、ピークは今週末だろうか。あるいは、彼らもピークを避けて翌週の日本の連休に来る人も多いのかもしれないけれど、今月前半は一寸気にした方が良いかもしれませんね。
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