2015年9月28日

契約社会のはずなのに

札幌のコンビニで、中国からの観光客がコンビニで買い物をして、会計前にアイスを食べてしまいトラブル担ったという記事。中国の実状は知らないけれど、アメリカのスーパーなどではレジに並んでいる間に、復路を開けてもぐもぐする様子は普通に観られますね。よく分からないのは、量り売りの商品まで並んでいるうちに食べていること。それ、軽量するときには軽くなるわけだから、不味いんじゃ無いかの? と言うか、少なくともアメリカの場合は「契約社会」だから、会計をしてお金を払うまでは、その商品はお店側のもののはず。でも、レジ前で食べていても許されるんですよねぇ、不思議。さらに言えば、アメリカ社会は「性悪説」だから、こう言う事は許されないはず。逆に「性善説」の日本で会計前のルールが厳しいのは、ある意味不思議かも。

中国社会も、どちらかというと歴史的に色々な民族が覇権を競ってきた社会だから、アメリカに近いと思うので、そう言う意味ではアメリカと同様に習慣があっても不思議では無いけれど、彼らの社会も矛盾は感じないのだろうか。食べないまでも、野菜とか果物とか、やたら触れたり押したりしている様子も観られますよね。これは日本人にも多いから一概には言えないけれど、桃なんか指の跡があちこちに付いているものなんかをこれからの季節よく見かけたりするけれど。

別に中国人や韓国人観光客を目の敵にするわけでは無いけれど、相手の好き放題させることが「おもてなし」では無いことは明確にしないと。観光客の利用が多いようなコンビニなどには複数の言語で注意書きを刷るという方法もあるけれど、やはり日本への渡航情報としてそう言う「生活に密着した部分」に関しても密に発信していかないといけないでしょうね。

まぁ、それでもコンビニ定員に暴力をふるうというのは論外だと思うけれど。こう言う部分は、厳格に対応しないとまた同じような事が起こるでしょうね。2~3年前に、中国・韓国からの観光客がどっと来日するようになり、その傍若無人さに外国観光客慣れしていない日本のお店が悲鳴を上げたけれど、その後観光客側への周知も徹底してきたのか、余りそう言うニュースを聞かなくなったように思います。以前はツアー客がほとんどだったから、旅行代理店の添乗員教育をしっかりするなど対策も可能だったけれど、最近では個人客やグループ客が増えてきていて、そう言うコントロールも難しくなってきたから、その人達には悪いけれど「こう言う行動は日本ではNG」というような情報発信も必要でしょうね。結局は、自らが気がつき自ら改善するようなレベルにならないと最終的な解決策にはならないだろうし。

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