2015年8月4日

人気の「ヨドバシ.com」

タイトルの記事。以前にも、Amazonに迫るヨドバシという記事がありましたが、品数にしても、本体価格にしても劣るAmazonや楽天に互している理由は、ポイント等も含めたトータルの価格設定と、全体の信頼性という話。品揃えに関して言えば、確かに販売点数が多いのは良いと思うけれど、その分検索結果に余計な物や関係無い物もリストアップされることも多くて、そう言う意味では自分の欲しい物だけ充実して欲しいと言う気持ちも。勿論、システム的にはカテゴリー別に検索する事も出来るんでしょうけど、結構複数のカテゴリーにまたがって登録されている場合も有るので、それだけで解決出来る問題では無いと思うんですよね。私も個人的にはAmazonよりはヨドバシの方が使いやすいと思うけれど(楽天は諸般の事情から登録すらしていない-笑)、それはやはり自分が購入したいカテゴリーの商品が集中していて、その点だけ見ると規模の差はどちらも余り変わらないと言う事もあるんでしょうね。

とは言っても、正直なところ価格的に有利な物とか品揃えではAmazonに軍配が上がることも有り、実際にはヨドバシ7割にAmazon 3割というところでしょうか。以前は配送時間でAmazonの方が翌日配送されるケースが多くて、それでポイントは諦めてAmazonでのデリバリー優先で購入した事もありますが、ヨドバシも最近では結構翌日配送で購入可能なので、徐々にヨドバシに軸足が移っていくかも。

年間売り上げでは、Amazonが7000億円でダントツのトップですが、2位がアスクルなんですね。これはちょっと意外だけど、最近では弊社も含めて事務用品の補充はアスクルに丸投げしているところも多いと思うので、そう言う法人需要に支えられているんでしょうね。それでも2000億円近い売り上げは凄い。カタログ販売の千趣会が3位で、ヨドバシはそれに続くんですが、カタログ専売の千趣会と同じくらいというのは凄いですよね。あれだけ有名なジャパネットたかたの倍近くなんだから。あと、5位のDELLも600億円以上売り上げているというのも、流石にネット販売で一気に世界一まで上り詰めた会社だけありますよね。

で、ここにリストされている企業の売り上げを合計すると、1兆円を超えるわけで、その殆どがAmazonではあるけれど日本に置いての通販ビジネスの大きさにちょっとビックリします。これにプラスして、ヤマダ電気とかは実店舗でも1兆円以上の売り上げをしているわけですから、昔よりは縮小したとはいえ、まだまだ家電を中心とした量販店ビジネスは侮れませんね。

ユーザーとしては、やはり価格の安さが一番気になるところだけど、実店舗とは異なるのは掲載商品の多さと種類の豊富さがさらに気になるところ。実店舗のように実際に展示しなくても良いわけですから、いろいろとこだわりのある商品とか数は出ないけれど、一寸したときに必要になる商品とか、そういう部分を充実させて欲しいですよね。

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