スタンプメーカーのシャチハタが開発した、「スマホに指で押せる判子」。ただよく分からないのが、実際の判子は物理的に一つ敷かないけれど、これってソフトコピーだからそこに押印されたファイルってどの様に扱われて単独制が担保されるんだろうか。つまり実世界では実際に判子が押されたハードコピー一枚だけが「正本」として扱われて、幾らカラーコピー使用が、それ以外は「副本」とか扱われないわけだけど、このソフトから印刷されたハードコピーってどうなるのか? 実はシステム内のソフトコピーが「正本」で、何かの理由で印刷された物は全て「副本」となるのかも。そうなると、これらの書類決裁システムを利用する親のシステムも、このソフトコピーに合わせたデータ環境を構築しないと駄目という事?
最も「判子」というのは確かに本だけの認証システムで、国内企業には受けるかもしれないけれど、それ以外の企業にはどうだろうか。いゃ、判子のパターンをサインのパターンに変えれば直ぐに応用可能ではと思われがちだけど、判子はあくまで同一の印章であることが正統性の証しであるけれど、サインの世界では全く同一のサイン(署名)は偽物の証しなんですよね。だからサイン認証の世界では、それ以外の固有認証システム(例えばDNAデータを書き込むとか)が生まれない限り、ずっとタッチペンとかでサインする世界が続くんじゃ無いだろうか。
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