一年くらい前にGoogleがChromecastを発売しましたが、今度はLenovoが同様のデバイスを発表。で、知らないうちに、MicrosoftもAmazonも、にたようにデバイスミラーリングツールって出していたんですねぇ、知らなかった。このLenovoのデバイスは、Wi-Fiの多重化による到達距離の長さ(20m)が目玉なんだろうけど、どうやってテレビと接続するのだろうか。丸い円盤というかアイスホッケーのパックみたいな形状だけど、ここにケーブルでテレビや電源コードを接続するとなると一寸興醒めかも。
ところで、Lenovo Castを始め、MicrosoftやAmazonの記事を読んでいると、どうも携帯デバイス画面の「ミラーリング」という書き方をしているのが気になります。つまり、画面を複製するツール? そうなると、携帯デバイス側では、その映像なり動画を再生し続ける必要があるのだろうか。Chromecastのよいところは、その動画データのURLを受け取ると、後はChromecast側で自動的にアクセスして再生してくれること。つまりポインターだけやり取りするので簡便で分かりやすい。それ以降のデバイスも多分同じような仕組みなんだろうけど、余り複雑な作り込みをしてしまうと、こういう簡便なデバイスの良さが失われるような気もします。
で、こういうデバイスの利用目的というか、何が嬉しいのだろうと一寸考えてみたんですが、これってある意味「チューナー」の代替機能ですよね。「チューナー」と言うよりは「セレクター」という言い方の方が正しいのかもしれないけれど、ソフトを選択すると言う意味では、方や電波での入力、方や携帯デバイスからの操作と言う違いはあるけれど、選択されたソフトコンテンツを再生して表示する為の「素」と思えば同じようなもの。となると、今の「テレビでバス」から、地デジ/BS/CSチューナーを外して、このミラーリングデバイを内蔵したような「表示端末」が、これからは「テレビ」と呼ばれるようになるのかも。まだまだ限定されたツールではあるけれど、これだけメジャーなところから似たようなものが登場してくると、もしかしたら「テレビの定義」が変わるかもしれない。Google TVとかMS TVとか、数年後には普通に売られているのかもしれない。
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