2015年5月7日

「場」違い

元朝日新聞社の植村隆氏が、ニューヨークで自身に対してのバッシングに関しての講演を行ったという記事以前も書いたけれど、なんでわざわざアメリカまで出かけて自身の潔白を説明しなきゃいけないんだろうか。2月に170人もの(暇な?-笑)弁護団を組織して訴訟を行うと言っていたのに、仮にそれが始まったとしてもアメリカは関係無いでしょう。まるで、どこかの国の大統領の「告げ口外交」みたい(あっ!)

以前も書いたけれど、この人もジャーナリスト、大学でジャーナリズムについて講義しているなら、ジャーナリストとして対抗すれば良いだけのは無し。発表する、あるいは取り上げてくれるメディアが無いなら、自分でSNS成り立ち上げてやれば済むだけの話なんですよね。と言うか、「元朝日新聞記者」なのに、朝日新聞はサポートしてくれないのだろうか。トカゲの尻尾切り?  このニューヨークの後も、シカゴ、プリンストン、ロサンゼルスと同様に講演で回るらしいけれど、まるでどこかの国の自称市民団体が日本に対しての非難行動を起こしているみたいな順路。と言うかこの人は、日本での裁判準備なりはしなくて良いのだろうか。

彼が自分の報道に関して自信を持つのは構わないけれど、責任もあるはず。その報道に対して「捏造」という批判が出ているわけだから、そうでは無い事をちゃんと説明する・証明する行動をするのが、ジャーナリストとしての責任なのでは。決して、言い訳をすることが説明では無いと思うのだけれど。政治家がそう言うことをすれば、彼らは「説明責任」と言って攻撃してきたわけだし。それが実行されないと、良いときにはジャーナリストとしての立場だけ利用して、それが逆の立場になると弱者の振りをして逃げるとしか見えないですよね。今回はどこの団体なり組織なりの支援を受けているのかは分からないけれど、直接関係ないアメリカで講演する時間が有るなら、日本国内で自身の身の潔白なり正統性なりを発信する機会をもっと開催して発言しなきゃいけないのでは。それがジャーナリストなんだろうし。凄く場違いな行動だと思う。

3 件のコメント:

  1. 本来、捏造記事でないと言い張るなら、記事を捏造と認めた朝日新聞を訴えるのがスジ。
    それもしないで何を言う!

    おっしゃるとおり、行脚の仕方が”あの国”らしいですね。
    周辺のサポーターがどんな関係の人か、透けてきます。

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  2. ST170さん、コメントありがとうございます。朝日新聞も「捏造」とは認めていなかったと思います。当時は「挺身隊」の意味が色々あって混同したとか何とか言い訳してお終いだったような。

    いずれにしても、先日の外国特派員協会での講演では「(元慰安婦の)テープを聞いて確信した」みたいな事を言っていたようですが、何の裏付けも取らずにそれで信用して記事を書くなんて凄く不自然な気がします。そのテープの内容は分からないけれど、取材の切っ掛けにはなっても結論にはならないと思うんですけどね。

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  3. すみません勉強不足でした。

    ”記事を虚偽と認定した朝日新聞社”ですね。

    決して”捏造”とは言っておりませんでした。
    なので、「ウソ書いたんじゃないから記事取り消すなよ!」と訴えるべきですかね。

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