日曜日の朝に発生した、秋葉原-神田間で発生した電柱の倒壊事故。朝の6時過ぎに発生し、結局山手線・京浜東北線が動き出したの、それから10時間近く過ぎた午後3時。都内移動、さらに京浜東北線は埼玉方面や横浜方面からの移動手段でもあるので、その影響はかなり大きかったと思います。ある程度慣れていれば、地下鉄等を利用して回り道でも移動出来るけれど、日曜日と言う事で地方から出てきていた人は大変でしょうね。実際、朝、このニュースを聞いたのは羽田空港内のホテルで、その後国内線ターミナルに出たときにカウンター待ちの人が先週までよりも少なかったので、もしかしたらこの事故の影響で移動出来ない人が多いのかなとも感じました。分かっていれば、地下鉄で泉岳寺まで移動、ここで京急に乗り換えて羽田へ、と言う手順で回避できるけれど、都営浅草線への接続経路を見つけるのが大変かも。
ちょっと信じられなかったのが、この倒壊した電柱、金曜日には傾いていることが確認されていて、月曜日の朝に工事をする予定だったと言う事。多分現場判断で、週明けまで問題無いと思われたんでしょうけど、一寸判断が甘かったと言われても仕方ないかも。それでも、日曜日の早朝の事故で、かつ反対車線を運転していた運転手が気がついて直ぐに報告したので、園事故のあった線路を走る電車を止めることが出来、衝突事故を回避できたそうですけど、それこそ不幸中の幸いでしたよね。でも、これが平日の朝だと、通勤通学のラッシュアワーでとんでもない混雑になっていたでしょうね。
金曜日の時点で直ぐに工事をしないという判断をしたのも、別に勝手に判断したわけでは無く、工事用の資材の準備とか某かの規準なりはあったとは思います。今後は、こういう場合の判断基準もより厳しいものになるんだろうけど、次に同様の事故が発生したときにも人身事故にならないという確率は無いわけで、その点十分に今後の判定基準に反映しないと。しかし、失礼ながらJRの鉄道事故と言うと、JR北海道の専売特許かと思っていましたが、JRグループ最大にして最強のJR東日本にも飛んだ落とし穴があったと言う事でしょう。文字通り「油断」が、このトラブルの原因なのかも。反省すべき点は反省しなきゃいけないけれど、一番大切なのはこの失敗の経験をどれだけ次に反映させて、次には同様のトラブルを起こさない、より安全に対応出来る体制にする、と言うプラスの方向に生かすことですよね。41万人が影響を受けたトラブルになりましたが、それ以上に今後メリットが生まれるものに変えていって欲しいですよね。
でも、やっぱり昨日自分がこのトラブルに巻き込まれて、フライトに影響とか出たら、やっぱり怒るだろうなぁ(笑)。
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