2015年4月27日

週末の風景

この週末は色々用事があり、金曜日の仕事終わりから土曜日、日曜日と、都内で過ごしました。で、数年前と比べて明らかにデパートとか駅なんかの人通りが多くなっているのは実感しているんですが、その中で最近よく言われているように中華系の観光客と思われる人がかなり増えていることも実感しました。以前だと、同じ中華系観光客でも、台湾からのグループと大陸からのグループでは、明らかに服装、様子、雰囲気が違っていて、大体判断が付くんですが、最近はその差が無くなってきたように感じます。それでも、お店とか路上で騒がしいのはやっぱり大陸からのグループなんだろうけど。あと、20~30代位の女性のグループもよく見るようになりました。日本でもOLさん達が一時期海外旅行ブームであちこちでかけていたけれど、そんな雰囲気。最近はスマホでマップも表示されるし、色々な情報も表示されるから、皆さんスマホを片手にあちこち歩き回っています。ぱっと見、日本の同年代の女性と余り変わらないけれど、イヤホンをして音楽を聴きながら歩いているのが多くは日本人で、イヤホン無しでスマホの画面をあちこちスワイプしているのが、大体観光客のグループと思って良いようです。

日本の経済向上の為にも、こういう観光客の皆さんにはもっと訪れて貰い、買い物もどんどんして欲しいのですが、困るのは日本人とは一寸違うメンタリティのために、少し摩擦を感じること。電車の中とか店内とか、どこでも大きな声で話をしているのも迷惑だし、大きな荷物を持って移動するのは仕方ないとしても、それで道を塞いだり、エスカレーターの前で何か捜し物をしたりして、後から人がどんどん移動してくるのに、そこをブロックしてしまうこと。「我が道を行く」的な行動って言うのは、最近は日本人でも見られるけれど、彼らの場合はそれに輪を掛けて酷い場合があるし。

別に彼らを排斥する目的はないけれど、これだけ海外からの観光客や渡航客が増えてくると、否が応でも自分達の生活も影響を受けてきます。それをどの様に受け入れたら一番摩擦が少ないかと言う事を感じるわけです。例えば自分が仕事やプライベートでアメリカに行く場合、色々と調べて現地の情報を収拾して行くわけです。昔はインターネットなんて無かったから、「地球の歩き方」だけが頼りだったけれど(笑)。で、今の人達は基本インターネット情報を見てくるわけだから、地方なんかでも口コミとか情報発信が熱心な場所へは、日本人が知らないような場所でも観光客が来たりします。そう言う努力って、ただでは出来ないけれど、一度情報発信してしまえば、後はどんどん広がっていくから、そう言う努力って必要だなと実感するわけです。

東京だから、横浜だから、というわけでは無く、自宅近くのイオンモールですら、時折観光客と思わしきグループが訪れているし、館内のアナウンスも、日本語、英語、に中国語や韓国語も流れていて、最初の頃はなんで凝んない中なのにと思ったものです。自分が浜松に戻る前、10年ほど前は、都内でもまだそんなことは無かったのに、あっと言う間に変わってきた気がします。ちょっと自分の考え方もリフレッシュしないとなと感じた週末でした。

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