2015年4月16日

使えない特典

毎年この時期には、VISA Platinum Cardの年度毎の特典が届きます。幾つかある候補から1点選択するんですが、これまではPriorityPassを選択していました。他のカードでも同様の特典があったんですが、会員レベルが下だったりしていて、このVISAの特典で貰えるカードは最上位のプレステージ会員だったから。ただ、昨年からみずほSAISON Amex Platinumを取得して、こちらの特典にもPriorityPassが付帯しているので、今年度からはこちらで取得することに。会員レベルが同じプレステージ会員であることは勿論、他の特典との排他取得では無いし、また一度取得すると毎年度自動的に更新されるので、VISAのように毎回特典申請しなくて良いという使い勝手の良さもあります。

で、VISAの方ではPriorityPassはもう不要になったので、今年は別の特典を申し込もうと考えたんですが、これがなかなか「欲しい」というものが無い。以前、やはりPriorityPass以外の特典を申し込んだときがあって、ペンケースとかリクエストしたんですが、正直ぱっとしないオプション。そんな中でも、今年は革製のブックカバーがあったので、新幹線通勤の往復の時によく文庫本を読むのでこれにすることに。ただ一寸不安もあったんですが...

で、先日届いた革製ブックカバーを手持ちの文庫本に試してみようとしたら、その不安が的中してしまいました。よく読まれる方はご存じだと思いますが、最近の文庫本は出版社によって微妙にサイズが違うんですよね。昔からある一番一般的なサイズは、閉じた状態で横105mmの縦148mm。ところが最近では、この縦の長さが少し長いサイズで出版している所が幾つかあります。一番大きいのは早川書房の156mm位かな。昔からの新潮文庫も150mm位と気持ち長め。さらに152mm位のところも。書店で文庫本を購入する時には、カバーを付けて貰いますが、予め折り目を付けて用意しているものは、この152mm位に合わせてあるので、それよりも短い出版社の本を買うと、カバーが少し余ってしまいそこが折れて一寸みっともない。さらに早川を購入すると、負ってないカバー用紙を持ってきて最初から折り目を付けるので、一寸時間が掛かってしまいます。で、届いた革製カバーは一般的な文庫本サイズの148mmにしか対応していない。せめて150mmとか152mm位まで余裕があると、手持ちの文庫本の半分以上カバー出来るのですが、このサイズでは余り対応するものがありません。折角入手したけれど、そのままお蔵入りになりそう。

以前は各社同サイズだったのが、なんで一寸ずつサイズが変わっているのか、それが不思議なんですけど、それよりもこのようになったのは数年くらい前から。なら、せめて革製カバーも150mmとか152mm位までサイズを広げてくれていても良いのにと思うんだけど。一寸時流に合わない、ピントの外れた商品だなと感じます。来年からは面倒だから、もう特典申請するの止めようかな。使え無いもの、欲しくないものを貰っても仕方ないですし。

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