2015年2月28日

Preventive Maintenance (?)

政治と金の話でまた国会が混乱しているけれど、「閣僚の身体検査をしろ」と野党が言っているみたいだけど、なんで「全議員の身体検査をしろ」では無いのだろうか。大体民主党政権時代だって、こういう献金問題は出てきていたわけだし、叩けば埃は出るでしょう、誰でも。掃除機を掛けた後だって、思いっきり布団をただけば無理にでも埃は出てくるわけだし。

いつも思うんだけど、こういう物って定期的にスクリーニングを掛けて、もし何か不都合なことが発見されたら警告ををして、それが累積している、再犯している、改善されないようなら「レッドカード」を渡し、それでもダメなら強制的に議員辞職させるというルールくらい作ったらどうだろうか。

あるいは、共通の「献金検証・登録システム」みたいな物を作って、そこに寄付者と金額を入れていくと、これはダメ・これは良い、これは要確認、みたいな警告が出て、最終的にそこに入力することで申請までしてくれるような。システム側では、政府から補助を受けている企業名とか、同一企業と思われる会社群とか、外国企業とか、そういうDBを要して、そこでスクリーニングするようにする。当然時差も発生するから、そのDB登録以後の事象に関して、次の選挙までは保留にする、あるいは判明した時点で対応すれば「セーフ」とするような仕組みを作ったらどうだろうか。仮にDBに登録されていない企業・団体・個人から寄付を受ける場合には、そこで申請をして貰い、審査してOK/NGの判断が出来ますから、そこでも1つスクリーニングが可能になるわけだし。

さらに、このDBに登録して寄付をした場合には、地方納税のように減税措置を受けられるようにすれば、参加する方もメリットが生まれて積極的に政治活動に参加する動機になるかも。

いずれにしても、国会の度に「政治献金がぁ~」と空転するのは、無駄以外の何物でも無いわけで、其れ以前にちゃんと身辺検査できるような「定期保守(Preventive Maintenance)」みたいな仕組みが必要では。

0 件のコメント:

コメントを投稿