アメリカのカリフォルニアではお馴染みのBlue Bottle Coffee。その初海外出店が、日本の清澄白河に出来て、予想通り(予想以上?)の大行列。確かにアメリカでも人気店だけど、これはちょっとなぁ。2号店が3月に青山に続いて開店するそうですけど、そっちは場所柄こんな揉んじゃ済まない気が。
アメリカの、所謂「カフェ」がファーストウェーブで、スタバ等の高級コーヒーカウンターがセカンドウェーブ。そして、このBlue Bottle Coffeeのように、大規模展開せずに焙煎も自家焙煎で品質にこだわるショップがサードウェーブ何だそうですが、その最新のサードウェーブは、日本の「喫茶店」に触発されて生まれたというのは、一寸皮肉というか何というか。日本では、スタバなどの手軽なコーヒーショップの展開で、昔ながらの喫茶店は減ってきていますからね。残っているのは、本当に小さな個性的なお店か、コメダみたいな喫茶店だけど大規模展開しているようなチェーンだから。
このBlue Bottle Coffeeが、これからも日本で店舗を展開していくかどうか分からないけれど、こういう高品質を売り物にしたお店が増えていくのは良い傾向ですよね。コンビニ100円コーヒーは飲んだことがないけれど、そう言う廉価な商品もあれば、ある程度品質を重視した商品も生まれて伸びていくというのは、その商品群の幅が広がりマーケットも拡大しているという証拠でもあると思うから。少し前のデフレ時代は、そう言う「上に伸びる部分」がなかったので、どうしても低価格で薄利多売のビジネス誌か展開出来ず、それがなかなか成長路線に結びつかなかったわけですから。個人的には、こういう切っ掛けが経済向上のマイルストーンになって欲しいところです。
一つ困るのが、最近のコーヒーショップでは、色々な名側の色々な種類のコーヒーがあるので、注文するのが大変なこと。昔のように「モカ、ブラジル」くらいなら良いんだけど、最近は聞いたことも無いような長い名前のものが多くて、スタバで注文するときも困ります。だから、いつまでたっても「コーヒー」としかオーダーしない困った客のまま(笑)。自分で調べれば良いんだろうけど、そういう所をもう一寸工夫してくれると、また色々違った楽しみが生まれるんじゃないかな。
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