2015年1月28日

変なホテル

ハウステンポスが実験的に開設するという「変なホテル」。チェックインやポーターサービス等を自動化したり、アメニティ等も限定。さらに宿泊料金は、上下限を設定してオークション方式で決めるという仕組み。まだ「実験段階」と言う事で、価格設定も少し高めとのことですが、スペースを究極的に効率化した所謂カプセルホテルと比較して、スペースは出来るだけ維持したまま、ホテル運用業務を徹底的に効率化したこのホテルは受けるだろうか。

私は殆ど宿泊する事は無いけれど、街中のビジネスホテルでも今回の価格設定よりも安いケースが結構あるんじゃ無いだろうか。ハウステンポスに隣接するという立地条件を考えても、もう少し頑張らないと厳しいかも。一方で、折角ハウステンポスに来たからには、勿論安いには越した事は無いけれど、それなりのグレードであって欲しいという顧客の希望もあるだろうし。飛行機のLCCの場合、以下に長く機体を飛ばしているかで収益分岐点が決まりますが、このホテルの場合はどうだろう。ホテル単体で稼働率を上げることは勿論、複数の施設を展開して調達コストとかメンテナンスコストを下げる努力が大変そうですね。

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