2015年1月19日

民主党党首戦の投票率

昨日開催された民主党の党首戦。岡田、細野、我妻、三氏での一回目の投票では、細野氏がリードし、岡田氏、我妻氏の順。過半数が居なかったので、上位二人での決選投票では我妻氏の票が岡田氏に流れて、岡田氏が民主党党首に決定。不謹慎ながら笑ってしまったのが、地方議員、党員、サポーターの投票率が46.21%(登録226,148人のうち104,513人)ということ。先日の衆議院議員選挙の投票率が50%強で「国民不在の選挙」と言われたのに、さらにそれよりも低い投票率って、「党員不在の党首選挙」と言われそう(をぃ)。党員、サポーターという、その政党にある程度コミットしているだろう人達からの参加が、半数も超えないって言うところに、この政党の現状が現れているような。

で、地方議員、党員、サポーター票では細野さんが上回ったのに、国会議員票で岡田さんが逆転下というのは、何か数年前の安倍 vs 石破対決を思い出させます。安倍首相にしても岡田代表にしても、ある部分で「頑固」という点では似ている気がしますし、「再登板」というのも同じ。唯一の違いは、安倍首相は二回の首相経験があるけれど、岡田氏は党首経験のみ。民主党政権時代も、確か副総理が最高だったような。

代表選に出馬した三氏を見ても、その回りの議員の名前が出てくる新聞記事を見ても、なんかどこかで聞いたような名前ばかりで新鮮味がありませんね。最も、まだそれだけの人数が出てくるだけの陣容があるだけましなわけで、それ以外の政党なんかはどうやって党内政務を回しているのか、他人事ながら心配になるくらいの陣容ですから。

国会が始まってどう言う形になるのか分からないけれど、どこの政党がどうなっても今一番必要なのは「経済」。回りで騒がしい国もあるし、年金や生保など難しい課題も山積みだけど、先ずは何が無くても財政が整わなければ何も出来ないわけで、その為にも経済が順調に回復して拡大しないといけない。経済が快調になれば、中国、韓国に対しても色々な意味でプレッシャーになるわけで、それは一番の懸念事項である防衛問題にも影響するわけですからね。それこそ、一番平和的手段で相手を牽制することが出来る。今年年末の株価予想は、2万円と言うのが大方の予想ですが、是非2万5千円、あるいは3万円位を目指して経済政策を進めて欲しいなぁ。その為に必要なサポートは、民主党としても是々非々で構わないからして欲しいですよね。岡田代表関連のイオンだってそれが一番ありがたいだろうし(マテ)。

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