"Made in China"ならぬ"Made in PRC"は、偽装になるのか? 少なくとも自分の仕事をしている業界では、「PRC」あるいは「P.R.C.」という表記は、「中華人民共和国=Mainland China」というのは、もう随分昔20年くらい前からの常識。「PRC/P.R.C.」は良いんだけど、「ROC/R.O.C.=Republic of China=中華民国=台湾」という表記は御法度。中国(香港、マカオ含む)以外の地域への輸出には問題無いけれど、中国本土や韓国向け製品のこの表記が入っていて見つかると、とんでもない騒ぎになります。以前東芝が、フロッピーディスク関連のソフトだったか、この表記が残っていて問題になったことが。日本で「ROC」というと、「流通卸センター」なんだけど(笑)。
記事に寄れば、特に生産国原産国の表記には規定が無く、ただしJAS法の品質表示では日本語表記が定められているとのこと。日本で売る商品なのだから、食品以外でも日本語表記にして欲しいけれど、日本以外の地域に行く商品とか、海外で日本語の印刷をするコストとか、まぁ色々面倒な話しもあるので、基本的にはアルファベットで表記するのが一般的なんだろうと思うけれど。
別に中国産だから悪いと言うつもりは無いけれど、ただ記事にもあるように、「アメリカ合衆国=United States of America=USA」と書くのと同じ訳だから、そう言う表記を認知させる努力はしないと。こういうのも、言ってみれば「グローバル化」の1つじゃ無いかと思います。
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