2014年11月20日

スヌープサーバー

今のところ読売新聞にしか記事が掲載されていないけれど、一寸凄いですよね、この話。都内の雑居ビルに中継サーバーがあり、そこから日本で収集した情報やデータが中国に転送されているという。直接中国からアクセスする方が簡単なんだろうけど、そうなると出所も分かってしまうので、一度日本国内でバッファリングしてから送るという年の入れよう。「雑居ビル」とだけあって、どの程度の規模か分からないけれど、それでも駒込当たりで一般的なオフィス用の部屋を借りて、多分電源の強化だって必要だろうし、ネットワークの回線も準備しないと行けない。どの程度のサーバーがどの様な構成で設置されていたのかも分からないけれど、一度に大量のデーターが一方的に日本から中国に流れれば不審がられるだろうから、その当たりも工夫しているはずで、となるトラックの一つや二つは十分に必要になるでしょう。無停電装置とかも入れているんだろうか。

真面目にサーバーラックとかを設置しようと思うと、電源や空調さらにネットワークなど、結構大事になるので、雑居ビルとはいえそれなりに設備の整った場所にしないと行けないけれど、もっと小規模な物ならそれこそどこにでも小さなパソコン一つ、いゃWindowsTabletならそれ一つ置くだけでも、十分に中継器の役割は可能ですからね。今回の場合は、どこの誰が設置したのか分からないけれど、この簡単な記事を読むだけでもかなり目的を持った、しかも技術も資金もあるグループなり組織がやったように感じられます。なかなか怖い時代になったものです。

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