2014年11月14日

マナー知らず

先日オフィスからの帰宅時。21Fのオフィスフロアーから下りのエレベーターに乗車。幸か不幸か庫内は私一人。で、途中階で若い女性が乗ってきたんですが、こいつこの彼女電話で話ながら乗ってきたんですね。しかも、私が乗っているのは分かっているはずなのに、会釈するわけでも無くそのまま外に居るときと同じ調子、同じ声の大きさで話ながら乗ってきて、ドアが閉じても話を続けている。好意的に解釈すれば、たまたま乗る直前に電話が掛かってきて、しかもそれがお客様とか仕事関係の話だったのかもしれない。でも、例えそうであっても、先に乗車している人間が居るならば、「済みません」と軽く頭を下げるくらいのことはするべきだろうし、しかもドアが閉まって下降中のエレベーターの庫内で話をするなら、もう一寸声を落として話をするべきじゃ無いの。どうしたって、彼女の話していることはこちらへ筒抜けになるけれど、キンキン響くような声で話しをするのは止めて欲しい。

というか、エレベーターのドアが開いたときにはもう電話で話しをして居たわけだから、それならそれで乗らずにそのフロアーで話を済ませてから別のエレベーターを利用するのが本来のマナーでは。勿論、エレベーターホールで話をするにしても、それなりのマナーがあると思うけれど。正直、あまりに五月蠅い失礼マナー知らずで、後から蹴りを入れてやろうかと思ったくらい。礼儀作法云々以前の場面でした。

公共の場、例えば電車なんかでも話をする人は居るけれど、流石に最近はかけ直すと伝えて切ったり、乗るのを止めてホームで話をするような光景の方が多く見るようになりました。新幹線の中でも良く携帯が掛かってきますが、ほぼ殆どの人は連結部分に出て話しをするし、そのまま座席で大声で話しをするのは、某国の人達位かな。あっ、あと関西弁の人に座席通話の確立が高い気がする(いゃ、偏見で無く、あくまで個人の体験からの感想です-笑)。新しいデバイスや使い方が生まれて、それによってそれまでのルールやマナーが壊されるけれど、何とか折り合いをつけてきたのがこれまでの社会。例えばWALKMANが登場した時には、所構わず「シャカシャカ」音漏れして、回りからは顰蹙を買ったわけですが、オープンエアータイプのヘッドホンがインナータイプにな音漏れが減ったり、音量なんかも闇雲に大きくするような人も減ってきたと思います。通話に関しても、そのうちそういう「妥協点」が生まれるとは思うけれど。でも、通話の場合はこちらにも聞こえるわけだから、プライバシーとかセキュリティと言う点で「私はだらしないのよ」と言っているようなもの。そう言う意味で、マナー云々以前に、「あぁ、この人は脇の甘い人なんだな」とつい評価してしまいます。もし知り合いだったら縁を切るかも(笑)

ぱっと見、20代の魅力的な女性でしたが、ああいう態度・性格だと、ご遠慮したいというのが本音です。

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