日本航空がMRJ導入を決めて、32機(1,500億円)を確定発注するという記事。ローンチカスタマーであるANAと事なり、慎重な様子だったJALも、この10月にMRJ 1号機のロールアウトが発表されて、遅れに遅れた開発スケジュールの、やっとゴールが見えてきた感じですね。
JALは今のところMRJ 32機をJ-Airで全機運用するようで、J-Airが現在運用しているCRJやERJ 24機を、MRJ導入後7年くらいで全機入れ替える予定とか。ここで気になるのが、J-Airとコードシェア(実際にはJAL便名)しているFDA(フジドリームエアラインズ)も、現在のERJから今後MRJへ乗り換えるのか、ということ。確かFDAは、マレーシアだったか、パイロット養成施設を作っていたようにも記憶しているので、そう簡単にはERJから撤退は出来ないかもしれないけれど。逆に、J-Airから退役したEJRをFDAで使う、ということもあったりして。まぁ、J-AirでのMRJ導入開始が7年後の2021年位からですから、仮にFDAがMRJを導入するとしてもそれ以降。それまでFDAが存続しているかという問題もあるけれど(をぃ)。それでも、準グループ会社のようなJ-AirでのMRJ導入が進めば、教育や整備の面での協業も期待出来るわけで、10年後くらいにはもしかしたらFDAでもMRJの導入が始まるかも。実際、燃費とかその他のコストカットが、どれだけ可能かでしょうけど。
いずれにしても、これで日本国内の稜航空会社に導入されるわけで、海外の航空会社にも売りやすくなるでしょうね。まずはこれで弾みを付けて、次は定員数120~150人位の中型機の開発を期待したいなぁ。
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