現地時刻の今日14日夜(日本時刻の15日朝)、Xリーグ四連覇中のオービックシーガルズが米国アラバマ州に遠征して、現地のセミプロ選抜チームと試合を開催します。これまで春のシーズンに、ドイツのクラブチームと対戦してきていて、今回はフットボールの本場米国のチームとの対戦。それだけチームとしてのフットボール力もあるし、組織力もあるからで切ることで、羨ましいし感心もするし。
昔々だと、日本にある米軍基地のフットボールチームと試合を何度かしたことがあります。中にはNFLのドラフト経験者とかいるんだけど、やっぱり厳しい軍務の日々を過ごすと、体格は凄いけれど、プレーとしてはそれ程でも無いというか。記事の中で大橋HCも言っていますが、日本でフットボールに関わっている人であっても、アメリカのフットボールと言うと、NFL、カレッジ、そしてアリーナ位で終わってします。でも、実は各地域に結構チームがあって、独立リーグみたいな組織もあるし、草フットボールみたいなチームもあちこちにあります。選手にしても、大学生から、上は70代のプレーヤーもいたりします。20年くらい前USに出張中にテレビで放送された「Football America」という番組があったんですが、この中ではそういった色々なフットボールプレーヤーを紹介していて、その中にその70代のOL/DL選手が搭乗していました。やはり国技だけあって、日本から見えない部分にもフットボールが浸透しているなと実感したものです。
今回の遠征は、オービックの地元習志野市と遠征先のタスカルーサ市が姉妹都市という縁もあって実現したとのことですが、そういう部分もこのチームの持つ「運」なのかな、と。力もあり吸収力のある選手が多いだけに、この試合経験からどんなことを日本に持ち帰り、それが秋のリーグ戦に現れるのか、期待と不安の両方がありますね。場合によっては2ndステージで対戦する可能性もあるわけで、ますますライバルの壁が高くなるのは困るなぁ。まぁ、こちらがそれ以上の成長をすれば良いだけの話しではあるけれど、そう簡単にはなかなか... いずれにしても、日本のフットボールファンとして、まずはこのチームの活躍と勝利を祈りたいですね。
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