先日の韓国訪問後の、舛添東京都知事の会見の様子。個人的に気になるのが、このあたりで話しているお互いのヘイトスピーチ/ヘイトアクションに対しての対応について。どの国の人にとっても不快と思うことはあると言いつつ、しかし韓国は韓国のやることなので、日本からどうこう言えないと言っている。その韓国が、法律や国際週間を無視して、大使館前での集会を事実上許していたり、反日デモ等も限度を超えていることを棚に上げて逆にそれを日本が原因という事を言うので、日本としても不満がふくれあがっているという事実をちゃんと認識しなきゃ。少なくとも、韓国でよく見る国旗を侮辱するような行為に関しては日本からもちゃんと言うべきだと思うし、それは韓国が決めることでは無く国際的なルール上の話だと思うわけですし。
その国を代表する首長として訪問して、結果的に大統領と会談することは、急に決まったこととは思えないから、当然裏では国家同士の外交戦術が進んでいるはずだし、それを意図して日本としてもある程度の事は知事に伝えているだろうけど、だからといって一寸この人の態度は軽率でしたよね。結果的に韓国メディアにいいように扱われてしまって、それが都民からの批判の理由だと言う事をちゃんと理解しないと。
100%完璧、100%満足いく行為や人物はいないわけで、当然善し悪しはあることは仕方ない。今回の場合は、都市同士の話でいったわけだから、大統領と会談するとしても、あくまで日本政府の伝達役という黒子に徹して控えめに振る舞えば、それはそれで逆に彼の人気も上がったと思うけれど、この人の正確なのかどうしても「俺が俺が」みたいな所があるから駄目なんですよね。彼がソウル市と何か連携したり、新しい関係を構築したりするのは彼の業務範囲だから全く問題無いと思うけれど、経済規模で相手の国を上回っているとしても、そこは一都市と国家の関係はやはり格が違うわけで、そこにしゃしゃり出ていくのはどうかと。まぁ、他所の街の話をなんやかんやいっても仕方ないのだろうけど、結局つけが回ってくるのは日本全部なんですよね。
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