2014年8月15日

朝日的我田引水

(社説)戦後69年 歴史を忘れぬ後代の責務」という数日前の朝日新聞の社説。「社説」という物は、新聞というメディアにとって自らの考えや方向性を示す重要な記事だと思うのに、何故か掲載した翌日には有料版でしか読めない内容になるこの新聞社。新聞社と言えども一企業である以上は、ビジネスとしていろいろなスタイルやモデルを作る事は良いと思うけれど、これじゃぁ警官が「何か事件があって見て欲しいなら、お金払ってください」と言っているような物じゃ無いの。

で、その13日の社説ですが、安倍内閣の最近の様子を皮肉って、過去を誤魔化すのは恥ずべき事、忘れがちな歴史は折に触れて内外に示すべき、と主張しています。「社説」と言うからには、朝日新聞社というメディアの総意だと思うので、個人的には是非10日程前に紙面の多くを裂いて「取り消した」事に関して、誤魔化すこと無く、何故30年も検証も確認もされなかったのか、その歴史や背景について、是非折に触れて内外に示して欲しいですね。なんと言っても、既に朝日新聞のサイトからは、その記事へのリンクも消えているわけですから。

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