2014年6月13日

時間差漏洩?

韓国の次期首相候補である、韓国紙、中央日報顧問の文昌克氏が、過去に親日的な発言をしていたと言うことで騒動になっているという話。ただ不思議なのは、そう言う発言は2011年あたりにしていた話らしいんですよね。それなら、もっと速く世の中で騒ぎになっていても良いはず。韓国の全国紙の一つである中央日報の顧問(当時は違うかもしれないけれど)あるいは、それに近い高い地位の人物だろうから、もっと早く分かっていた話じゃ無いだろうか。もしかしたら、隠していたけれど、ライバル紙にリークされたのだろうか。

まぁ、この人も候補辞退で、またまた次の候補を選ばなきゃならないことになりそう。暫く前の日本みたいですね。任命したら、トラブル発生で直ぐ辞任という。日本では、それで自殺した人も出たわけですが、そう言う不幸なことにならないことだけは願いたいところです。

韓国は大統領制だから、大統領が首相を任命するのは分かるんですが、議会の実際的な長であろう「首相」を議員ではなく民間人から選ぶというのは一寸不思議。日本でも、国務大臣を民間人から選ぶことはあるわけで、その国務大臣の長である首相を民間人から選んでもおかしくは無いだろうけど、でも議員の中から責任者である首相を選ぶ方が、自然だし仕事もしやすい気がするんですが。大統領の補佐役として、議会を束ねる役割の人間が、昨日まで弁護士だったりメディアの顧問だったりした人が、政策とか外交とか経済とか、そう言うことを管理運営していけるんだろうか。勿論、経験豊かなスタッフがついてはいるんだろうけど。

同様のシステムを持つ国は他にもあって、問題無く機能しているんだろうとは思うけれど、でも好立て続けに過去の行為・発言が問題で候補者が確定しないと言う国政って、ちょっと何か根本原因があるような気がする。まぁ、あの国なら不思議はないけれど(をぃ)。

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