2014年4月6日

国際色豊かな新幹線

昨日はお昼前に新幹線に乗って移動したんですが、その車内が国際色豊かと言うか、もしかしたら半分くらいが海外からの観光客と思われる人で埋まっていました。私は3列席の窓際に座ったんですが、横の2席は多分マレーシアかインドネシアあたりから来られたと思うわれるご夫婦。二人とも大きなキャリーバッグを前に置き、一寸窮屈な感じで座っていたけれど、途中で買って来ただろう磯辺巻きのあられを食べながら車窓の様子を楽しんでいる感じでした。だから、私も、一寸太陽の日差しがまぶしかったんですが、無粋にシェードを下げずに開けていたけれど(笑)。

で、なんで半分くらい埋まっていると思ったのかというと、そう言う風貌の人が多かったのも事実だけれど、後の方に座っていた私が前の方を眺めていると、社内改札の時に多分成田で購入したのであろう、JR東日本の外国人観光客向けのRAIL PASSを皆さん保っている様子がうかがえたから。私の隣のご夫婦もそれを準備指定のだけれど、あれって乗車券なので、車掌さんからは別途購入したはずの指定席切符を見せてくださいと言われて、ちょっと戸惑った様子でした。直ぐに意味を理解して、ポケットに入れていた指定席切符を提示して問題は無かったんですけどね。

最近では、この3月後半から4月にかけての季節が、日本の一番綺麗な時期の一つとして海外でも知られるようになり、一年のうちでも海外から来られた人達をよく見る時期です。もう一つ感じるのが、隣のご夫婦の奥さんがイスラム教の女性特有のヒジャブ(頭や顔を覆う布)を着用していたので直ぐに分かったんだけど、イスラム圏からの旅行者が増えたこと。何せ、自宅近くのモールでも時々ヒジャブ姿の女性を最近では見かけるからビックリ。中国、韓国からの渡航者が減った分、イスラム圏からの観光需要を取り込むのは効果的な戦略だと思うので、最近ではイスラム教に対応したサービス導入を耳にします。そう言うことも功を奏しているのだろうか。

最近新幹線に乗ると、昔は一番良く耳に入ってきた外国語は英語で、時々フランス語とかドイツ語が聞かれる程度。それが最近では、聞いたことの無い外国語が普通に耳に飛び込んできます。私が分かる範囲だと、最近よくロシア語っぽい言葉を良く聞くんですよね。あと、スペイン語とかポルトガル語でも南米の国からの人達。さらにアジア系の人達でも、中国語・韓国語・タイ語・タガログ語位葉何となく音の感じで分かるけれど、それ以外の聞いたことの無いような言葉で話をしているグループ。何となく発音の感じで、東南アジアの国の方だろうと思うんだけど、10年くらい前だと見たことの内容な光景だなと妙に感心してしまいます。

日本という国が、それらの国々にも認知されてきたことも大きいとは思うけれど、それ以上にそう言う国々の経済活動が活発になり、余裕が出来てきたという証拠ですよね。それらの国々のためにも、日本のためにも、上手くWin-Winの関係を構築して延ばしていきたいですよね。田舎の郊外にある自宅近くのイオンモールでも、館内の案内放送が最近では日本語や英語以外にも、中国語、韓国語、スペイン語は当たり前で、時々聞いたことの無いような言葉のアナウンスがありビックリすることも。日本も国際化の中にあることを、こんな田舎でも実感しますね。新幹線の中にも、その縮図が出来ていると言う事なんですね。

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