2014年4月29日

危険な兆候

ますます止まること無く日本を非難し続ける中国(と、韓国-笑)。相も変わらぬ対外姿勢に、ウンザリしている人も多いと思うんですが、これまでと違うなと感じるのが、そう言う不満や不快感を口に出して非難する人が多いこと。ちょっと知り合い達と話をしたり、あるいは飲んでいたりすると、それまではそんなことを言うとは思えないような知り合いが批判話をはじめたり、バーとかで飲んでいると見ず知らずのお客さんがバーテンさん相手に「けしからん」という話をしていたり。

ある立場の人達は、その理由を「メディアが対決姿勢を煽っている」という言い方をするかもしれません。確かに、中国の不法行為や敵対的な行動の様子は、以前と比べると回数も一段と増えているし内容的にもより詳細になってきているのは事実。でも、中国のメディアのように「来るならやる、やるならやってやる」みたいな論調は日本のメデイアでは流石に無いわけで、そう言う意味ではメディアとしては内容の右左はあるにしても、本来の「伝える」メディアの立場は変わっていません。

問題なのは、日本人としてそろそろ堪忍袋の緒が切れかかってきている、と言う事だろうと感じるんですよね。他人との摩擦を嫌い、「あ、うん」の呼吸を良しとする日本人にとっては、多少自分に不利なことがあっても、結果的に良しとなるのであれば「我慢する」事もいとわない日本人が、「もう我慢できない」という気持ちになりつつあるのが、最近の周りの様子なんじゃ無いかと危惧します。ただ問題なのは、そう言うことを言っても聞かない、世界のジャイアンが相手と言うことなんですよね。

力(武力)に訴える事は避けなければいけない訳で、じゃあどうすれば良いのかと難しいところです。個人的には、やはり経済的に攻めるのが一番良いと思うけれど、そうすると前回の日本のように経済のために力に訴える事になりかねない危険性もはらんでいます。ただ、問題なのは共産党政府であって、決して中国の人達ではないということ。抗日とか反日の気持ちを持つ中国の人達が、日本に来てその見ると聞くとでは大違いの様子に、考え方が変わる事を利用して、日本製品や日本無しでは満足できない状態になれば、民の力で官の暴走を止められないかと期待するわけですが。以前、中国がレアアースを事実上対日禁輸にして日本を揺さぶったわけですが、結果的に日本企業の努力でレアアースレスの技術が進んだし、レアアースの調達先も分散して、逆に中国のレアアース業界が傾く切っ掛けになりました。ああ言う風に今後も日本の努力で対応出来れば、幾ら中国でも考え直す機会が生まれることを期待したいんですが。

日本人の、日本の堪忍袋が切れかかってきていると言うことを、是非真剣に考えて欲しいですね。

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