2014年2月7日

圧力団体

米国バージニア州で、韓国系市民が地元議員に影響して、「日本海」に韓国での呼称「東海」を採用する州法を、上院・下院で可決させ、成立しようとしているわけですが、地方自治や政治の仕組みが異なるとはいえ、そこまで選挙の得票と資金提供で変わるものかと逆に感心してしまいます。最後の手段として、州知事が署名しないという方法もあるようですし、さらに地元紙も含めて国として正式に採用している「日本海」表記と異なる表記を州で使用することの矛盾に対しては、地元紙や全国紙も批判をしているようで、このあたりはまだアメリカと言う国の正しさというか正常さを感じますね。どこかの国とは、やはり民主主義の成熟度で大きな違いがあります。

ただ、日本でも同じような話は多かれ少なかれ有るわけで、特に地方参政権の問題は今回の事件を経験した後では、これまで以上に慎重に考える必要が有るのでは無いだろうか。日本にも、特定の国の人が大勢居住している地域が数多くありますが、場合によってはそう言う人達の意思で、上位の都道府県とか国の施策と異なる決定が可能になるわけですからね。州の権限が強いアメリカでは、それなりに自由度が高く許容されてはいるんだろうけど、それでも国の方針とか規準とは異なる事を採用するというのは、合衆国としての秩序破壊に繋がるような気がします。

いずれにしても、ここまで丸め込む韓国の手法というのは、少なくともその継続性と情熱は見習わないと。これから日本人がどんどん外に出て仕事をする時代、良くも悪くもそう言う主張する力が無いと、日本以外の場所では戦えませんからね。そう言うことを自覚して、今回の事を糧として、戦う日本にならないと。それが国際社会の競争で生き残る唯一の道ですよ。

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