2013年12月30日

NRT-ICN-SFO-NRT (-ICN-NRT) (8) - Bye Bye Candlestick Park (2)

あっさりとFalconsの選手入場が行われた後、派手派手しく49ersの選手入場が行われて、Pre-game最大の見せ場「国歌斉唱」。ここで、地元のUS 5軍の人達がグランドに大きなアメリカ国旗を広げて雰囲気を盛り上げると、国歌斉唱は地元警察の男性でした。丁度私の前に座っていた(この時はみんな絶っていたけれど)ご夫婦が、「あいつだよ」みたいな事を言っていたので、知り合いなのかな。で、米国国家最後の盛り上がるところでは、派手に花火が上がって大歓声でスタジアムが包まれました。こういう所は、やっぱり鼓舞する国家だなぁ...

で、国歌斉唱が終わって満員の観客も一度座るんですが、キックオフとなり再び全員が立ち上がって大歓声が上がります。

この試合に勝てばPlay-off進出が決まり、さらに翌週の試合に勝てば地区優勝の可能性も残る49ers。さらに、Candlestick Park最後の試合にもなるかもしれないこの試合に対しての意気込みは想像以上なんでしょうね。それがプレッシャーになっているのか、地区順位では最下位のFlaconsに結構苦戦します。

1Qに49ersはFGで先制するけれど、その後2Qに入るとFalconsが1TD/1FGを入れて逆転。観客席の雰囲気は「ヽ(`Д´)ノ」って感じです(笑)。

で、1Qと2QのQuarter Timeの間には、書くシートに予め配布されていたグッズを使って、スタジアム全体で文字を表示させるイベントとかあり、これはこれで楽しかったんですが...

ハーフタイムに入ると、突然目の前のエンドゾーンにメディアが集まりだし、何かイベントがスタート。場内のアナウンスを聞いていると、49ersファンには忘れられない、1981年のNFC Championship Gameでの、試合を最後に逆転勝利に導いた、Joe MontanaからDwight ClarkへのTDパスキャッチを記念して、その場所に記念のマーキングをするというもの。最初、一斉にカメラマンとかテレビのハンディカメラが集まってきたから、何が始まるのかと思ったんですが、それなら納得です。"The Catch"は、このJoe Montana/Dwight Clarkから始まり、Steve Young/Terrell Owensの"The Catch 2"、Alex Smith/Vernon Davisの"The Catch 3"がありますが、やっぱり最初のDwight Clarkへのバスが個人的には一番印象的ですね。

で、そのパスキャッチの場所がここらしいのですが、ちょっと拍子抜けしたのがそのマークの書き方。一通りプレスの撮影や取材が終わって、場内アナウンスで「この"The Catch"の場所を記念にマーキングして、フットボール博物館と49ersの新スタジアムに残します。」みたいな事を説明したんですね。で、プレスが去った後に、小柄なスタジアムスタッフみたいな男性が来て、何か適当にエンドゾーンに段ボールみたいな物を置くと、その上からスプレー塗料で「ぷしゅー」って色を塗りだしたんです。段ボールにはフットボールの型が抜いてあって、それでこの黄色(金色?)のマークを書いて戻って行きました。うーん、何かありがたみが少ないぞ(笑)。

今回の旅行の最大の目的である、元チームメイトの晴れ舞台。前回8月に来た時にも彼女のデビューパフォーマンスは見ていますが、やっぱりPre-seasonとRegular Seasonでは重みが違いますよね。

さて試合の方は、3Qに49ersが1TD/1FGを追加して逆転。さらに4Q始めにQB#7 Colin Kaepernickが自ら持ち込みTD。これで20-10と49ersがやや安全圏かと思ったら、FalconsもTDを奪い20-17。しかし49ersが再びTDを奪い27-17。しかしFalconsは2分余り残してTDを奪い、27-24と猛追。当然49ersはキックオフボールを確保して時間を流して逃げ切りを選択するわけですが、Falconsはオンサイドキックを成功させて、再び攻撃権を得ます。もうこの瞬間スタジアム中にブーイングの嵐。

Falconsは、最悪でもFGで同点O/T狙い。出来れば、時間を消費してTDで逃げ切りを狙います。で、49ersはじりじりと攻め込まれてゴール前10ヤード後退。このままではTDが決まり負けが決まると誰もが思った時、Falcons QB#2 Matt Ryanのパスを、WR/DBで取り合って浮いたところを、49ers LB#53 NaVorro Bowmanがインターセプトすると、そのまま89ヤードのリターンTD。いゃもう、スタジアム中爆発したかのような大歓声と地鳴り。いゃあ、凄い試合でした。

帰宅時の混雑を避けて、試合の様子次第では4Q途中で帰ろうかと思っていたんですが、結局最後まで観戦してしまいました。その後Post-game Showがあるとの事でしたが、流石にこの混雑具合ではスタジアムを抜けるだけで1時間位かかりそうな雰囲気だったので、試合終了と共にスタジアムをでましたが、その後のセレモニーでは花火が上がったりして結構派手だったみたいですね。最後のCandlestick Parkの試合として、充分に見応えが有り結果も大満足な試合となりました。(続く...)

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