2013年8月9日

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (4) - 出発

さて、いよいよ出発の日。前日まで雨が降っていたり、その前に直下型の地震が発生したりと不安材料ばかりでしたが、この日はまた暑い夏の日差しが戻ってきて一安心です。いつもだと、朝ご飯を食べてゆっくり自宅を出て、お昼前の新幹線に乗れば間に合うのですが、この日はお昼前のフライトでセントレアから仁川空港へ異動して、そこで乗換をしてSFOを目指します。スケジュールの関係で、セントレアに9:00から10:00頃に到着しようと思うと、自宅を出るのはいつもの金曜日の新幹線通勤と同じくらい。眠い目を擦りながらバスに揺られて駅に到着しました。いつものように軽い朝食をスタバで調達し、この日はいつもとは逆の下りのホームへ異動。久しぶりに浜松から西への移動になります。

50分位こだま号に揺られて名古屋へ到着。名古屋駅で不満なのは、新幹線から名鉄・近鉄への乗換が遠くて不便なこと。しかも、この日は東海道線が何かトラブルで止まっていて、それの振替で名鉄に続く通路には振替切符を貰うための長い行列が出来ていて大変。それでも、9分の乗り換え時間で名鉄名古屋駅まで移動し、無事にミュースカイの切符(指定券)を購入出来ました。少し前から、名鉄でもSuicaが使えるので乗車券はSuicaで入場出来るのは便利です。

名鉄名古屋駅から、直行のミュースカイだと28分でセントレアへ到着します。ここで、ちょっと郵送するものがあったので、一度1Fに降りて郵便局で用事を済ませてから、3Fの出国フロアーに戻り、初めてAsiana航空のカウンターに並びました。今回は機内持ち込みに持つだけの軽装での移動何ですが、フライトはOZ/NHの共同運航便で、発券はANAなのでちょっと面倒。しかも、FFPプログラムがこの場合はANAかAsianaしかWeb上では選択できず、このカウンターでUA MPのアカウントに変更してもらいました。しかも、「本日機材変更があり、お客様の席を1Fに変更しましたがよろしいですか」と聞かれました。実は、元々はA321で運航しているらしい、このNGO-ICN。私が予約したときには、Business Classは満席に近い状態だったんですね。で、その時には座席指定が出来なかったんですが、しばらくして席の選択が出来るようになりました。窓側を指定していたのですが、その座席番号を見るとどうもこの時点で一度大型のB777に機材変更をしたようです。で、それが結局また元のB321に戻ったと言うことらしい。まぁ、短いフライトだし特に問題は無いので、そのまま最前列の窓際にして貰いました。

その後セキュリティ、出国審査と通過して、久しぶりにスターアライアンスラウンジで時間を潰すことに。前回セントレアを利用した時は、UAでのGuam行きでしたが、その時には何故かJALのサクララウンジを指定されたので。それほど広くないスペースに、丁度出発が重なったからでしょうか、結構混雑しています。それでも1時間位したら私も含めて数組しか居なくなりましたが。

実は、このラウンジの直ぐ左側に、今回搭乗予定のAsiana機がスポットインする19番ゲートが見えているんですが、いつまでたっても仁川からの機体が来ません。ターンアラウンドに最短30分としてももう搭乗開始時刻をオーバーしています。結局到着は20分以上遅れてのスポットインとなりました。到着を確認してからラウンジを出てゲートに向かったんですが、その後の準備遅れもあり、搭乗開始は30分近く遅れることになります。

搭乗開始が30分遅れ、誘導路でも少し待機させられたんですが、無事にセントレアを飛び立ったAsiana OZ121仁川行き。初めてのAsianaでしたが、雰囲気は悪くありません。ただ、使用機材が古いので機内はそれなりですが。そうそう、後ろに座った韓国人のカップルがずっと喋りっぱなしで五月蠅かったのが難点でしたが。ブロッキングタイムは2時間以上ありましたが、実際の飛行時間は1時間半弱。結構日本海のタービュランスがきつくて途中揺れましたが、釜山の少し上から朝鮮半島に入り、そのまま斜めに横切って仁川に向かいます。で、一度仁川の西側を通り過ぎてから右旋回をして着陸したんですが、正直北朝鮮との境界線に近づくわけで「北朝鮮のミグは大丈夫か」と不安になったりして(笑)。でもフライトマップを見ていたら、空港から20km近く北上したから、本当に境界線ぎりぎりまで迫っていることになります。これって、北朝鮮の対空監視網へのプレッシャーも兼ねているんだろうか。真面目な話、ちょっとハラハラドキドキしながらの着陸になりました。

最後に韓国に来たのは、仕事のためにもう10年以上前。まだ仁川空港が出来る前で金浦空港利用でした。もしかすると、今後も韓国発券で仁川は頻繁に利用する事になかもしれないので、この機会に空港の構造も少し覚えないと。(続く...)

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