2013年7月12日

WYSIWYT

毎度お馴染み、PC Watchの山田祥平氏によるコラム。Intelのイベントで感じた、時代は「WYSIWYG (What You See Is What You Get)」から「WYSIWYT (What You See Is What You Touch)」にという話。"Touch"を大々的に宣伝したWindows8は不調だけど、Tablet/スマホデバイスの台頭により「タッチオペレーション」って時代の中心になりつつあるのは事実。個人的には、スクリーンが汚れる事に対しての抵抗感、タッチ動作に対しての正確性(ポインティング精度)に対しての不満、そしてタッチデバイス(通常はスクリーン)をタッチする時に固定する方法(机に置く、手で持つ、手で支える)がいろいろあるのが不満。でも、やっぱり時代は「タッチ」なんだろうなぁ。でも、山田氏が書いている「WYSIWYT」と言うよりは、「WYTIWYG (What You Touch Is What You Get)」とか「WYTIWYS (What You Touch Is What You See)」という方が正しい気がするけれど。

個人的に興味深いのは、コラム後半で述べている「機能分散」について。自分も同じような考えで、これからはどんどん携帯デバイスやデジタル家電の垣根が無くなっていくんじゃ無いだろうか(個人的希望も含む)。今は、まだクラウドが始まったばかりの時代で、クラウドというのはこれまで手元にあったデータをネットの向こうに分散保管するもの。今度は物理的なデバイス、あるいはその中の機能部分が分離・汎用化して、あるときはスマホ画面があるときはテレビ画面になり、また別の時には大解像度画面の一部になったり、てものとスマホのタッチ動作が、エアコンやテレビのコントローラーになったり、言ってみれば自分の周りの「機能」が仮想化されて1つのシステムになる時代が、結構近くまで来ている気がします。「仮想ハウス」とか「仮想オフィス」って、そのままシェアハウスとか在宅勤務とかにも展開出来そうだし。

「おはようからおやすみまで暮らしを見つめるコンピューター」がどのくらい近い未来に登場するかは分からないけれど、「おはようからおやすみまで暮らしを助けるコンピューター」なら、もうすぐにでも出てきそうな気がします。

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