2013年7月9日

総選挙ビッグデータ

Yahooによる、ビッグデータに基づく参院選の選挙予報。何となく、肌感覚に近い結果ですよね。まぁ、まだ二週間近く投票日まであるから、これから何か変動要素が生まれるかもしれないし、逆にこの結果を受けて変わってくる要素もあるだろうし。個人的には、選挙が無いときにもこういうビッグデータによる分析で、その時の政治傾向とか見ることが出来たらいいなと思います。「内閣支持率」とか「政策支持率」みたいな調査結果がニュースなんかにも出てきますが、そう言うことをビッグデータの分析でやってみて、一般的な電話調査との乖離を見てみると面白いかも。ざっくりした感覚では、ネットユーザーが多いだろう若年層かな中間層の傾向はビッグデータ解析が善く反映するだろうし、高齢者層等は電話調査の形式の方が有利だろうし。そう言う異なる手法での調査結果も、ミックスして評価できると面白いですよね。

いずれにしても、衆参のねじれにより、やらなきゃ行けないことがスムースに決まらないという事が、やっと6年振り? 7年振りに今回の選挙で解消されることだけは確か。随分と回り道だったけれど、まずは経済の再生、そして福島を中心とした震災・原発事故からの復興、さらには防衛力も必要だけど、日本以外の国からもその立場が信頼されて指示されるような「国際的な地位向上」というものを、これからはもっと外に向けて発信しないとね。これまでの溜まりに溜まったいろいろな意味での「閉塞感」を、何とか打破して欲しいなと思います。

ところで、Yahoo Japanは言ってみればSoftbankだから、こういう日本ローカルな調査も出来るんだろうけど、Google Japanは同じ事は出来るのだろうか。それがちょっと気になる。

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