2013年7月7日

平等か公平か

参院選最初の週末ということで、テレビの政治関係のニュースや特集番組では、各党の党首や代表者が揃って、自党の政策披露や他党の政策批判を展開しています。まぁ、日頃十分に聞くことの出来ない各党の姿勢や主張を知ることが出来貴重な時間と言えばそうなんだけど、選挙中ということもあり、それぞれの持ち時間は基本的に同じ時間に分割されます。今は、10党近く政党があって、だから1時間番組なら10党平均に持ち時間を与えると、もうほとんど前振りだけで持ち時間が終わってしまう感じ。

確かに平等に持ち時間を与えることも必要かもしれないけれど、例えば一国民としては、一番気になる経済関係の問題を現時点で責任を負っている自公がどの様にしていくのかと言う事にも興味があるわけで、そう言うことはきっちりとやって欲しいと言う気も強くあります。勿論、言いたいことだけ言って終わりでは困るので、必要な批判なり反論なりも出なきゃいけないから、野党が対峙すると言う構成が必要かと思うけれど、それも今のように全部呼んでしまうと、どうしても変なところも混じるわけで、100年1000年変わらないようなお花畑的意見とかカビの生えたような理想論の意見を聞いていると、もう結構とテレビに向かって突っ込んだりして。

例えば、国会の質問時間ってその政党の所属議員数によって決められているはず。だから、小政党は集まって少しでも多くの時間を得ようとするわけですよね。それなら、メディアでの露出時間にしても、それと同様の構成にする番組があっても良いんじゃ無いだろうか。特に、今回からはネット選挙が解禁されているわけで、テレビだけが「伝達手段」では無くなっています。今の時代、スマホ一つあればネット配信も可能なわけで、それを考えると旧態依然菜各党そろい踏みの「ひな壇討論会」って何の意味があるのかと疑問を感じます。

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