昨日お昼頃に浜松に戻ってきた時、駅前の北口広場が何やら騒がしいので何だと思ったら、どうも参議院選挙の立候補者の立ち会い演説会をやっているらしい。で、動員なのかその候補者が有名人なのか知らないけれど、妙に人が集まっていて、JRの浜松駅から少し先の遠鉄新浜松駅に向かうのが大変。どこの政党だと、少し怒りを覚えながら演説者の方を見ると、どうも共産党の候補者らしい。まぁ、確かに人は大勢集まっているけれど、演説に拍手をしている人はまばら。聞くともなしに演説を聞くと、なんかつまらない話しをしていて、自分の頑張った話みたいな事を、だらだらと起承転結も無く、盛り上がることも無く、言ってみれば結婚式での親戚の長い話みたいな事を大きな声で喋っている。それなのに、この人出は何と思ったんですが、新浜松駅近くまで歩いて分かりました。この後、東国原氏が維新候補者の応援演説で来る予定になっていたんですね。多分、その為の場所取りで人が集まっていたんだろうなぁ。いずれにしても迷惑な話で、ちゃんと通路を確保しろよと言いたい。
もう一つ気になったのが、ノーネクタイだけど黒いスーツを着た20代後半から30代位の一寸怪しげな男性のグループ。15~6人位いたのかな。浜松駅の出口横で、何か笑いながら話をしていて、その後スーツのフラワーホールに何かバッチのような物を付けていて、何だろうと思ったんですが。その後新浜松駅に歩いて行くと、あの辺りに散らばって、何か見張っているような雰囲気。警察なのか、あるいは候補者が雇ったガードマンなのか分からないけれど、何か物騒な雰囲気でした。ぱっと見、警察関係というよりは893関係のように思えたけれど(マテ)。まあ、東国原氏は衆議院議員だから、その警備なんだろうか。それほどの人材とは... (以下自粛)。
今週は三連休で、かつ投票前最後の週末と言う事で、こういう演説会もヒートアップするんだろうけど、ヒートアップは猛暑だけで沢山。大体、何時も感じるのは、なんで選挙の時だけこういうことをやるんだと言うこと。毎日「辻立ちしろ」とは言わないけれど、常日頃からちゃんと自分の仕事や国政のことを投票者に報告していれば、こんなことをする必要ないじゃん。試験前日の一夜漬けみたいに、選挙の直前になると、こういうことをするのって、逆にその人のやって来たことが信じられない気がします。今後、ネット選挙がどんどん普及していくと、過去の記録をサーチして、そのヒット数の多さで投票する候補者を決めたりして。この、参議院選挙の選挙期間が一番長いらしいのですが、もっと短くて良いじゃん。日本の場合、投票日は日曜日に設定されるので、出来れば告示から投票までは最長でも10日位にして欲しいなぁ。一週間でもいいや。そうすれば、直前に付け焼き刃的な話を聞かされる機会も減るだろうし、常にちゃんと準備している人・努力している人が有利になるんだろうから。新人候補者はどうするんだという話しはあると思いますが、今回もあるような直前に知名度だけで出馬するような人をスクリーニング出来るだけでも効果有るのでは。そう言う人を排除しろとは言わないけれど、6年間も議員としての地位が確約されているんだから、せめて3年くらい前からそう言う人は準備をしているべきだと思うけどな。
期日前投票が増えているけれど、多分多くの人はそれまでのその人の振るまいを見て決めることで必要十分と思っているんじゃ無いだろうか。色々な情報にアクセス出来る現在では、選挙期間という物の持つ意味合いも変わってきている、というか薄れてきている気がします。
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