2013年5月10日

NRT-MCO-ORD-NRT (11) - WDW 6 (Hollywood Studios)

園内シャトルバスで到着した頃には、すっかり天候は回復していて、これぞ「フロリダ!」という雰囲気。こうで無くちゃね(笑)。この、ゲートを入るとメインストリートが真っ直ぐ伸びていて、その両側に1940~50年代なのかな、古いビルが並んでいる光景が凄く好きです。で、個人的に一つ残念なのが、真正面にある、ミッキーの「魔法の帽子」。手前に見える町並みとミスマッチだと思うんだけど... この帽子の後には、チャイニーズシアターを模した建物があって、それが見えるとこの町並み(Hollywood Boulevard)の背景である、Los Angelesの雰囲気が強く感じられて、もっとわくわく感が生まれると思うんですけどね。

多分スペースの関係でこの場所しか無かったのかもしれないけれど、もし作るのであれば、この奥の"Pixar Place"の中に作れば、イメージ的にも風景的にも、これほどの違和感を感じないだろうと、個人的にはちょっと残念。確か、先にPixar Placeが出来たと思うので、そこまで考えていなかったのだろうけれど。でも、昔のDisneyって、結構こういう世界観というか警官というか、凄く厳密に計画したり制限も五月蠅くて、ほとんどミスマッチな風景は見なかったと記憶しているんだけど。

お昼頃になり、丁度お腹も良い具合に空いてきたので、ここでお昼を食べることに。USに来たら、必ず一度は食べるチリドッグ。それにBud Lightだけど、お昼からビール(笑)。アメリカのジャンクフードの代表選手みたいなチリドッグだけど、何故か好きなんですよね。これは、豆がほとんど入っていない、挽肉とソースだけのものだけど、「刑事コロンボ」でお馴染みの「チリビーン」も好物。USに行くと、何故か無性に食べたくなります。日本では、それほどでも無いのにね。で、やはり、昔のDisneyではビールとは言えアルコール類は御法度のはずですが、今ではお昼から販売してるのもビックリ。やっぱり、時代の流れなんだろうか。個人的には、有りがたいんですけど、ちょっと残念な気もします。

ここは、兎に角飽きない場所。昔は、確かPart-I/IIと2部仕立てだった"Backstage Tour"は、今は"Studio Backlot Tour"と名前が変わって半分の長さに。でも、昔もあった、この鉱山現場のセットでの「水かぶり」シーンは健在でした。今回25年振りに再体験したけれど、昔はもっと火の出方も派手で何カ所もあったし、山の向こうから流れてくる洪水や、乗っているトロッコの真上から降ってくる水の量も多かった気がするんだけど... 昔の記憶だけに、美化されて拡大されて覚えているだけなのかもしれませんが、ちょっと残念な気持ちも。もっとも、常に変化する事が次のビジネスに繋がるわけで、ずっと変わらないのは硬直している証拠ですしね。勿論、変化することで成功する事も失敗する事もあるけれど、何れの場合もそこから面に次へと変化を続けることが重要。それは、実社会でも言えることですしね。

そう言う意味では、一番変化した入り口から右手に開けた"Sunset Boulevard"。ここは、1960年代っていう雰囲気かな。奥に見える高い建物が、"Tower of Terror"何ですが、絶叫系は生理的に受け付けないので却下(笑)。ただ、緩くカーブしながら真っ直ぐに伸びるこのストリートの雰囲気は、嫌いじゃ有りません。のんびり散歩するにしても良いですね。

25年前にWDWに通った時には、まだテーマパークは、Magic Kingdom、Epcot Center、MGM Studios (当時)しか無く、その中でもこのMGM Studios (Hollywood Studios)が、一番Disneyの世界観とバックグラウンドを表現していました。Magic Kingdomが、どうしても「白雪姫」をメインテーマに世界観を構築しているのに対して、ここはDisney Animationという、もっと広い範囲での世界観と、Walt Disney自身の歴史を展示されていて、それが子どもの頃見ていたDisneyの記憶とぴったりはまるんですよね。ほんと、最初のDisney Animationの歴史を"The Magic of Disney Animation"(当時)で見た時、ほんと感動して泪が出たものなぁ。ちょっと、DisneyのBusiness Modelなるものを考えさせられた一日でした。(続く...)

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