2013年3月9日

クラムシェルのタッチパネル

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、クラムシェル型のタッチパネルI/Fについて。タブレットデバイスでのタッチI/Fは時代の流れだとは思うけれど、現行のクラムシェル型のPCの場合、キーボード入力が前提となっているうちは、画面タッチのI/Fは馴染まないと思うなぁ。

似たような動作としては、例えばExcelとか開いていて、そのセルの内容を指で追いかけながら確認する動作があると思うけれど、あれを常に実行するのは大変でしょう。画面の真ん中ならまだしても、四隅とか端っこ何かさらに面倒。やはり、ポインターっていうのは細かな範囲での操作には必要ですよね。タッチパッドは使わないから何とも言えないけれど、仮に無くなってタッチI/Fだけとなると大変でしょうね。大きくポインターを移動させるのは、終点をタップすれば良いだけだから簡単だけど、細かな、例えばプルダウンメニューの選択とか気が狂いそうになるかも。それでも、画面上にタップエリアを設定して、そこの部分をなぞったりするとカーソルが細かく移動出来るみたいな回避方法はあるかなぁ。でも、昔よりは解像度は高く買ったとは言え、狭いノートブックPCの画面を、さらに余計なもので狭くするのはなぁ...

Ultrabookでは、今後タッチI/Fが標準になるんですが、これは間違っていると思う。Ultrabookの場合、薄型の筐体で当然重さも軽量化されています。自分も今X1 Carbonを使っているので感じるんですが、多分画面側の重さとキーボード側の重さって、ほぼ等しいくらいになってるんじゃ無いでしょうか。その前に使っていたX201sは、2:8とか3:7位の感じで手前のキーボード側が重いので、多分この状態で画面をタップしてもそんなに揺れないだろうけど、今後のUltrabookだとそこまでの安定感は得られないかも。それ以上に、タップするたびに画面が「びよんびよん」と揺れるのはねぇ。LCDパネルの裏側に、後から支える「つっかえ棒機能」を入れないといけないかも(笑)。

タッチパネルI/Fは、確かに直感的で簡便なI/Fだとは思うけれど、編集入力作業でキーボードが無くならない限り、出来るだけキーボードから手を離さずにポインター操作をしたいと思うもの。その意味では、使い慣れていることを除いても、TrackPointがベストだと思うし、タッチパッドはその次位かなと思うんですよね。ただ、これまで外付けマウスを使っていた人から見ると、これまで(右利きなら)右側のマウスに伸ばしていた手を、これからは前に延ばすだけで良いから、ある意味「操作感」としてはそれほど違わないのかもしれませんね。

まぁ、ぶっちゃけた話、Windowsがどうしようとなろうと、Appleが次にすることが次のトレンドになることは間違いないだろう(をぃ)。

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