2013年3月19日

侍、散る

サンフランシスコで開催された、WBCの準決勝。力及ばずというか、勝てるチャンスはあったけれど、時の運はプエルトリコに微笑んだ、みたいな感じの試合でしたね。まぁ、事前の下馬評では国内のリーグ戦で敗退かと言う話もあったので、アメリカまで行けたのは御の字と思えば良いんじゃ無いかと。メジャーリーガーが居ないことが取りざたされているけれど、うーん、どうだろうか。力的に、全メジャーリーガーが集まったとしても、それほど大きな違いが生まれるとは思えないけれど。でも、イチローが居ればチームの雰囲気としては盛り上がったかなぁ。

野球とスポーツを考えると、日本以外でも「代表チームによる国際試合」って、このWBC以外ではほとんど無いですよね。キューバ何かは国際チームを編成しているのかもしれないけれど。それに対して、サッカーは結構何度もナショナルチーム招集があって、実際に試合もこなしているけれど、ああいうシステムが必要でしょうね、もし国際試合で常勝を目指すのならば。今回、ダブルスチームのサインミスが勝敗を分けたみたいだけど、そう言うのってやっぱり練習の積み重ねで成り立つ物だろうし。

野球がオリンピックの競技種目から外れて時間がすぎたけれど、やっぱり国際的な露出度っていう意味でそう言う常設のナショナルチームの存在が必要なんでしょうね。サッカーなんかは、試合のスケジュールの関係もあるんだろうけど、シーズン中でも国際試合の招集に応じることがよくあるじゃ無いですか。野球なんかも、そんな感じでオンシーズンに魅力ある対戦が組めれば良いんだけど、野球の場合試合数も多いし、中々途中抜けてと言うわけにはいきませんよね。夏場のオールスター戦の時に、一試合国際試合を入れるなんてどうだろうか。それも難しいか...

もう一つ、やはり熱戦を期待する上では、ある程度シーズンが始まって、選手もエンジンが掛かっているようなタイミングで観たい、というのもありますよね。まだシーズン前で、これから最後の調整というこの時期に開催というのは、選手招集の都合上仕方ないとは思うけれど、それぞれの選手のコンディションという意味では、もう少し後のタイミングで絶好調の時のプレーをみたいなという気持ちもしました。第4回目のWBCがあるかどうか分からないけれど、次は再び優勝狙って頑張って欲しいですよね、侍ジャパンには。

0 件のコメント:

コメントを投稿