2013年1月17日

Made in ?????

ちょっと面白いなと思った、産経新聞の国際欄のコラム。日本で売られている様々製品の生産国を見ると、多分ほとんどの場合「Made in China」の印が発見できるけれど、確かにアメリカで製品を購入してみると、「Made in China」の表記は余りと言うか殆ど観られませんね。例えば、日本の衣料品はほぼ「Made in China」と言っても良いくらいだろうけど、アメリカで衣料品を購入すると「Made in Bangladesh」とか「Made in Peru」とか、中国以外のどちらかというと中国よりも不便そうな国の製造国タグを多く見つけます。一寸不思議に感じた記憶があります。

食料品なんかがどうだったか迄はあまり間記憶に無いけれど、少なくともアメリカの場合は大農業国でも有るので、日本のように海外から輸入すると言うことは無かったんじゃ無いだろうか。後日本の場合は、中国で製造しているものを安く買い付けてくると言うよりも、中国に現地進出して、現地で安いインフラコスト・人材コストを利用して日本のシステムを動かして、それを日本に持ってくると言うスタイルですから、そう言う意味では生産国は中国であっても品質が極端に悪いと言う事も無いだろうし。

ただ、中国の不幸は、何か新しいビジネスをやろうとしても国の体制が故に不自由が多くて、結局そう言う人は外に出て成功するとか、国内での産業発達が「国の意向」次第と言う事で凄くひずんでいるように思います。だから、一気に拡大して世界的規模の会社が出来る反面、一気に没落することも多いわけで、凄くビジネス成長がアンバランス。まぁ、そう言う問題が解決されて、中国が日本や韓国並みの開発システム経済システムを持ったら、それはそれで恐ろしいけれど...

政治だけで無く経済などでも、最近中国社会の歪みを感じる話をよく聞く気がします。

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